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YMO、「TECHNODON」再発売に寄せられたTOWA TEI・小池美波(欅坂46)らのコメント公開

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4月22日に発売された「TECHNODON」の再発売を機に、YMOファンの石毛輝(the telephones / Yap!!!)・TOWA TEI・Rei(シンガー・ソングライター/ギタリスト)の各氏からコメントが寄せられた。

石毛輝(the telephones / Yap!!!)コメント

素晴らしい。
今でも新しい発見があります。
まりんさんのリマスタリングも素晴らしく、何度も聴いていると音楽に対してのモチベーションが最大限まで高まります。
いちリスナーとしてもミュージシャンとしても最高の気持ちになります。

小池美波(欅坂46)コメント

YMOさん、「TECHNODON」リリースおめでとうございます。
「TECHNODON」というアルバムは、83年に散解されたYMOさんが、また改めて93年に再生された時のアルバムであると言うことを最近知りました。
このアルバムを初めて聴いた私は、21歳という年齢で感性も未熟でありますが、改めてYMOさんの音楽はいつの時代に聴いても新しさを感じさせる音楽なんだ、と感じました。
「TECHNODON」はポップな曲からドライでクールな曲までと、とても幅が広く、まるでジェットコースターに乗っているような感情になったり、今までに聞いた事の無い様な音もあったりして一つ一つの音を逃せまいと、宝探しをしているような、そんな感覚になりました。
YMOさんの音楽を聴き終わった後の独特な一つのドキュメンタリーを観たような感覚がとても好きです。
改めてYMOさんは何度聴いても飽きないので、私の世代の皆さんにも是非、聴いていただきたいと思います。

TOWA TEI コメント

砂原リマスター盤をSTAY HOMEで聴きながら、YMOの3人がNYに集まった93年の2月以降のNYを想い出してます。
この頃の僕はNYに住んでいて、当時はイチ本場クラブDJとしてイキッた感じで、特にNYハウス通として、「テクノポップオリジネーターのYMOさんがイマドキのテクノを何故に?」とか正直思ったりもしてました。
録音現場に顔を出してみれば、外は寒いし、スタッフは多いし、皆ピリピリしてるし、何故か3人が集まると矢鱈お金の匂いのする怖い現場だなあと思っていました。
ウチらクラブやハウスの人達、ミニマルでコンパクトですから。
という訳で怪物YMOの中の人、ドン3人それぞれとのマンツー想い出を。

  • オファーされて最高に嬉しかったリミックス仕事3曲。しかし何を思ったか、教授にスタジオへお越し頂き、「BGMの千ナイフみたいなプロフェットの激しいソロを弾いてください」とリクエストしちゃいました。「YMOのリミックスに教授のソロシンセをオーバーダブ」だなんて。。今でもその時の各テイクは大事に全部DATであります。
  • 遂にラスボス細野さんとご対面。ディー・ライトは愛聴されてたとの事ですが、今思うと何を考えてたのか、当時よく聴いてた胡散臭いアンビエントつうか自己啓発系カセットを神様への手土産にしました。
    今では煎餅とかにしとけば良かったとホント後悔してます。近年細野さんがその話なさっててうん、そのカセット悪くなかった気がするとフォローしてくだすった。
    大人、というかやはり神です。
  • ある日のスタジオが大雪の日で。家内が、出前は壊滅そうだからと手土産に握ったおにぎりを持って行けと。
    その「おにぎりにはとっても救われた」と三回以上、酒の席で懐かしんでくださったのが現会長こと幸宏さんです。
    元々は唯一、「幸宏さん」と下の名前で呼ばせて頂いてましたが、今では会長。
    まさかその後、一緒にバンドやる事になろうとは、まさかご近所さんになろうとは。
    恐縮です。ずっと大先輩です。

前後しますが、テクノドンを聞いた翌年94年に僕はソロデビューしました。
そのタイミングでYMOに会えてた事は、無関係では無いと思います。
人生って、何が起こるか分からないものですよね。
まだまだテクノドンは語れそうなんですけども、1行ならば
「当時よりも今の方が断然好きなYMOのアルバム」です!

manaka(Little Glee Monster)コメント

一曲目の再生ボタンを押せば、離陸。
「TECHNODON」は、遠い国へ向かう飛行機の窓から見える、時間ごとに変化する空の色を思い出す。
遊び心とストイックさ、ゆるやかさと、緊迫感。真逆なはずなのに同じ塩梅で共存するYMOのサウンドはやっぱり特別で、憧れです。

Rei(シンガー・ソングライター/ギタリスト)コメント

不規則なリズムで瞬きつづける街のネオンのように、イヤホンから流れ出す音楽はわたしをYMOへといざなう。
彼らの脳内に引きずり込まれていくような中毒性。アカデミックでありながら、本能に直接訴えかける心地よさ。
わたしと同い歳のこの作品が、ふたたび世の中にぶっ放たれる高揚感にゾクゾクしています。