クミコ&井上芳雄、つんく♂初の絵本から生まれた話題曲を6/6先行配信
クミコ&井上芳雄の最新両A面シングル「小さな手/きずな」がCD発売に先駆け、明日6月6日から先行配信がスタート。配信に先駆け、本日クミコ&井上芳雄の本人コメント動画が公開された。
6月24日にリリースされる「小さな手/きずな」は、両A面シングルになっており、「小さな手」は、音楽プロデューサーつんく♂が初めて手がけた絵本『ねぇ、ママ?僕のお願い!』(6月19日双葉社より発売)が題材の、母と子の愛情と絆を描いた楽曲となっている。また近日公開予定のミュージックビデオの中では、カラフルな衣装をまとい、キャッチ―なリズムに合わせて踊る、クミコと井上芳雄が登場。この曲ならではの2人の姿を見ることができる。
つんく♂は、この「小さな手」に関して、「3世代で楽しめる、そんな曲ですよ!子どもの大人に対するするどいツッコミ。子どもの思い描く無限の想像力。家の中、喧嘩ばかりしてうるさいと思えども静かすぎて何もしないでいる方が不安に思うもの。大人(親)の想像の中にいるより、そんな大人の常識から思いっきりはみ出して飛び出してくくらいの子どもであって欲しいなぁって思う、そんな曲でございます。世界中の子どもたちに良い意味で驚かせて欲しいですね!」とコメント。
11年ぶりに“クミコ&井上芳雄”として楽曲をリリースすることになったクミコは、「子と親の繋がりを歌うのに、ちょうど親子ほどの年齢差の井上芳雄さんとのデュエットこそふさわしいと思いつきご連絡すると、ちょうど小さいお子さんのパパにもなられた井上さんは、この申し出を快く引き受けてくださったのです。」とコメントしている。
更に今作には、今年音楽業界60年を迎える湯川れい子が2005年に亀渕友香 & VOJAに提供し、後に松浦亜弥などがカバーした名曲「きずな」を、クミコ&井上芳雄のデュエットVer.として収録されている。
両曲とも今の鬱々した毎日に、灯りを灯すような、家族や友人たちとの愛や繋がりの重要性を再び伝え、祝福する楽曲に仕上がっている。
「小さな手/きずな」について井上芳雄は、「僕に何かできるとすれば、この曲たちを次の世代に繋げていく橋を架けること。どんな時でも、いや、こんな時だからこそ歌が必要だと信じています」とコメントし、クミコは「どちらの歌も、手を繋ぎ合う歌です。人と人とが接触を禁止されている今だからこそ、歌の中で手を伸ばし合い、繋がり合いたい。1人だけど1人じゃない。そんなメッセージをお届けできればと思っています」と語っている。
明日の「小さな手/きずな」先行配信日は、井上芳雄デビュー20周年の記念日。そして、クミコも松本隆プロデュースで再デビューしてから今年で20年。両名共に節目の年でもあり、新たなスタートとなる明るい話題の多いシングルになりそうだ。