ヤマハミュージックジャパン、ウェブベースの音楽作りソフトウェア「OnomatoPedal(おのまとペダル)」公開
ヤマハミュージックジャパンは、同社が輸入代理店を務める米国のエフェクターメーカー、EarthQuaker Devices(以下 EQD社)のウェブベースの音楽作りソフトウェア「OnomatoPedal(おのまとペダル)」を公開した。
EQD社の製品は、創業者のジェイミー・スティルマンのミュージシャンとしての経験をもとに個性的なエフェクターを開発、全て手作業で一つ一つ丁寧に制作している。操作性のよさや、ノイズの少なさは業界トップレベルだ。
2004年の創業以来、EQD社はアーティストを起用したユニークなマーケティングでそのシェアを伸ばしてきた。日本市場では2017年、ヤマハミュージックジャパンが国内総輸入販売元として取り扱いを開始。現在は、プロミュージシャンから趣味層まで多くのユーザーから支持される注目のエフェクターブランドのひとつとなっている。
今回公開された「OnomatoPedal」は、EQD社がラインアップする個性的なエフェクターのエッセンスと日本独自のオノマトペ(擬音語・擬態語)の表現が組み合わされた、誰でも簡単に音遊びが体験できる。
ソフトウェアを起動すると、各エフェクターのサウンドをイメージさせる「オノマトペ」が文字で表示され、その「オノマトペ」を表す楽曲が流れる。操作も簡単でモバイル端末の画面に表示されるボタンやパソコンのキーを押すだけで、サンプル音源とアニメーションが同時に再生し、まるでセッションしているような体験ができる。
年齢や演奏経験を問わず楽しむことができ、また、日本語と英語に対応しているため、日本語を学習する外国人が日本独自の「オノマトペ」に親しむこともできる。
なお、今回のVersion 1.0の楽曲はすべて、25名のアーティストがこのソフトウェアのために書き下ろした。12種類あるサンプル音源も、新たに制作したものとなっている。