沢田穣治、京都発・世界に発信する新レーベル「アンノウン サイレンス」始動

これまで自身でレーベルを立ち上げ「武満徹ソングブック」「No Nukes Jazz Orchestra」など、数々の良質な音楽を産み出し高い評価を得てきた音楽家・沢田穣治が、2020年新レーベル「アンノウン サイレンス(Unknown Silence)」を立ち上げた。
このレーベルは、unknown・silence・monochrome・nowhereの4つ言葉をコンセプトに掲げ、日本の古都・京都をベースエリアに設定。“私たちがまだ耳にしたことのない「音」”を、日本から世界へ発信していく。
琵琶湖畔にあるstudio BOSCOにてスタジオ主宰のエンジニア森 崇がサウンド面を手掛け、アメリカのNONESUCH、ドイツのECMをマイルストーンとしながら、音楽家でありオーナーである沢田が理想とするレーベル・イメージを明確化したラインナップを展開していく。
「アンノウン サイレンス」のリリース第1弾は、1970年に大阪万博で展示されたバシェ音響彫刻の修復プロジェクトの中で生まれた、京都市立芸大の研究チームにより結成されたアンサンブル・ソノーラのアルバムだ。
録音にはシンガーのおおたか静流がゲストで参加し、バシェ音響彫刻とのコラボを展開。
今後、「アンノウン・サイレンス」は、日本コロムビアと連携し、月に1アルバムのペースで、各配信サイト、ストリーミング等にてデジタル・リリースを継続的に実施。アルゼンチンの鬼才・カブサッキや髙木正勝などの貴重な音源が登場する予定だ。
また、沢田穣治オフィシャルサイトでは、CDの販売も行う。
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