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H ZETTRIO、無観客ライブ3DAYS終了 全曲かぶりなしの計48曲を披露

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新型コロナウイルス感染拡大の影響で音楽業界全体の減速が心配される中、いち早く無観客ライブの流れを導入し加速させている笑って踊れるピアノトリオH ZETTRIO(エイチ・ゼットリオ)。

6月1日、15日、29日の計3回「GARDEN 3 連続無観客配信 LIVE 〜ポストコロナ 2020〜」と題した生配信ライブを行い、それらを無事に成功させた。

いまだに通常通りのライブ活動ができない状況の中にはあるが、彼らは活動を止めることなく、むしろ今だからできることを体現し突き進んでいると言えるだろう。

今回の生配信ライブには、会場にいち早く動画配信システムを整えた下北沢GARDENが選ばれた。平日にもかかわらず多くの視聴者がYouTubeを訪れ、国内からのみならず海外からのアクセスも多く、日を追うごとにその数は増大していった。

会場収容数に限定されず「音楽」が海を越えて拡散されて行くという配信ライブの特長が最大限に発揮されたと言える。これは彼らの音楽が歌のないインストゥルメンタルであり、また、高い演奏レベルを持っているからこそ起こし得た現象で、これがまさに彼らならではの「今だからできること」だろう。

この3DAYSライブでは、全曲かぶりなしの計48曲が披露され、3日間でH ZETTRIOの全てが堪能できる内容となっていた。そのため、視聴者からの反響は大きく、メンバー3人もライブ終了後には新たな手法に大きな手応えと可能性を感じたと話すほどだった。

応援メッセージとともに、たくさんのリクエストも寄せられた事からH ZETTRIOは7月にも生配信ライブを続行する事を明らかにした。場所は同じく東京・下北沢GARDENから。日程は7月15日、29日、両日とも水曜日の夜になる。なお、視聴者から「開演時間がもう少し遅ければ観れてたのに…」など多数声が寄せられた事から開演時間は前回より1時間後ろに設定し、20時開場、21時開演となっている。彼らの次なる新たな試みを楽しみにしたいところだ。

また明日7月1日には新たな配信シングル「TOKYO」がリリースされ、9月2日には日本の名曲をカバーする自身のテレビ音楽番組の作品化アルバム「SPEED MUSIC ソクドノオンガク vol.2」、そして全編音楽を担当した劇場アニメ「囀る鳥は羽ばたかないThe clouds gather」のサウンドトラック盤がリリースと、今後のH ZETTRIOの活動に減速の兆しは見えていない。

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