氷川きよし、2020年の勝負曲「母」新タイプ3種類を7/14発売 ニュービジュアル公開も
氷川きよしが2月4日に発売した「母」の新タイプ3種類(Dタイプ、Eタイプ、Fタイプ)が7月14日に発売になることが決定。発売に先駆け、新タイプのニュービジュアルが公開された。
2月4日に発売した「母」A・B・Cタイプは白セーターのシンプルなビジュアルだったが、今回のD・E・Fタイプは「母」のイメージを赤色で表し、真っ赤のスーツに身を包んだ氷川のビジュアルを使ったアートワークとなった。
氷川きよし コメント
2月に出させていただいた「母」A・B・Cタイプですが、デビュー満20周年を迎え、新たなスタートの作品ということで、この「母」を選びました。
原点のデビュー曲「箱根八里の半次郎」も3番に「♪おっ母 かあ すまねぇ 顔さえ出せぬ」とあります。母からすべての人が生まれて、そして、母のために頑張ろうという思いがあって、今、現在があると思うんですが、そんな皆様のそれぞれのお母様を思い浮かべていただきたいという思いで歌わせていただいております。
A・B・Cは、Aタイプがバラード「いつか会えますように」、Bタイプが音頭「東京ヨイトコ音頭 2020」、Cタイプが演歌で「おもいで酒場」と、3タイプのカップリング作品にさせていただきましたが、いつも応援してくださるファンの方は、また、新しいタイプのカップリングを楽しみにしていてくださるということをお聞きしまして、ジャケ写違いのものを全部集めたいというコレクターの方もおられると思うんですが、そんな皆様、今回はそれだけではないんです! 多くの方にA・B・Cタイプをお求めいただいて、感謝の気持ちでいっぱいです。そこで、自分のサービス精神と言うとおこがましいんですが、もう一曲、「母」のバージョン違いのピアノ・バージョンを全タイプに入れさせていただきました。そして、D・E・Fはそれぞれガラッとカップリングも変えまして、収録させていただきました。
Dタイプが「黄金岬」。
これは久しぶりのご当地もののオリジナル演歌になります。実は「黄金岬」には思い出があるんです。行ったことはないんですが 笑。高校生の時に歌手になるためにオーデイションを受けたときに一緒になって、友達になった方がいるのですが、その後、手紙のやり取りなんかしていたんですけど、その方から黄金岬の絵はがきが来て、「あ ~いいところだな。いつか行ってみたいな」という気持ちになったことを覚えていまして、今回、「黄金岬」という作品を歌わせていただくことになりました。コロナウイルスの状況がよくなったら、いつか、一人旅してみたいなというふうに思う、すごく素敵な場所、「黄金岬」です。
Eタイプが、「笑おうじゃないか」。
この大変な状況の中、気持ちもネガティブになりがちですが、やっぱり、ポジティブに前向きな気持ちで、明日に向かっていきていかなければならない。明るくテンポのある曲で、少しでも元気になっていただきたいという思いを込めて出来上がりました「笑おうじゃないか」。お手拍子をひとつ一緒にお願い致します。
Fタイプが「見送り駅」。
これは、「母」の流れで、皆さんに聴いていただきたい一曲です。自分も東京に出てきて二十数年たって、東京での生活の方が長いわけですが、福岡からの旅立ちのときの思いを重ね合わせながら歌わせていただきました。永井龍雲先生の作詞作曲で、永井先生の心を感じるし、人間味が感じられる作品です。レコーディングのときも涙が止まらなくて、ほとんど歌えない状態になったんですけど、何度も歌い直して出来上がった、本当に大好きな曲「見送り駅」です。
ジャケットもA・B・Cのイメージカラーが白でしたので、今回のD・E・Fは、やっぱり、お母さんの色のイメージといえば赤なので、衣装もすべて赤を使ったジャケット・デザインにしました。また、「母」を新しい感覚で楽しんでいただけるのではないかなと思います。そして、それぞれの方がお母様に対する思いを大切にしながら、この「母」を聞いていただきたいなと思います。「母」D・E・F、応援をよろしくお願い致します。