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植田真梨恵、アルバム「ハートブレイカー」ジャケは白黒のフィルムカメラで撮影

アーティスト

植田真梨恵、メジャー3枚目のフルアルバム「ハートブレイカー」のジャケットが発表された。

通常盤のジャケットは、白黒のフィルムカメラで撮影された、ごくプライベートな印象を強く受ける1枚だ。ほとんどノーメイクに近いように見える植田がどこか不安げな表情で目をそらしている。これまでのアーティスト写真での強い視線や、溌溂としたイメージとは一線を画し、より日常の、より素の、文字通りの意味ではなく何も余計なものをまとっていない一瞬を捉えている。

ブックレット制作にあたって植田自身が全17曲それぞれにイメージカラーを設け、実際に自室にあった小物を使って、17枚のコラージュを制作しており、コレクション盤のジャケットは、この17枚のコラージュを破りつなぎ合わせ作り上げたハートのコラージュが表されている。極彩色のブックレット、音質を落とさず収録できるギリギリまで詰め込んだ17曲、ダイモやタイプライターで実際に打ち込んだ文字を使用した収録曲表記。CDを手に取り、じっくり眺め、外装を破り、プラスチックケースを開き、ブックレットを手に取る。そのすべての動作の中でわくわくしてほしい。心ときめかせてほしい。このサブスク全盛の時期に在って、CDを作ることの意味とは?という問いかけへの植田真梨恵なりの答えなのかもしれない。

アルバム発売にあたり、はじめてのオンラインサイン会やオンライン特典イベントの開催も告知されている。

また、アルバム収録曲「鍵穴」には、THE YELLOW MONKEYの吉井和哉がポエトリーリーディングという形で参加していることが植田のオフィシャルブログにて明らかになった。

リズムゲームアプリ「SHOW BY ROCK!! Fes A Live」(サンリオ、スクウェア・エニックス)にも前身のアプリから引き続きタイアップアーティストとしての参加も発表されたばかりだ。

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