乃木坂46、「Route 246」が自身最大の配信ヒットに
乃木坂46がの配信限定シングル「Route 246」が、ダウンロード/ストリーミングともに過去作を大幅に上回り、自身最大の配信ヒットを記録している。
「Route 246」は、秋元康(作詞)×小室哲哉(作編曲)の約10年ぶりとなる共作で、7月16日に発表されるとネット界隈はその話題でもちきりとなり、ツイッターでは「#Route246」がトレンド入り。7月29日発表のオリコン週間デジタルシングル(単曲)ランキング(集計期間:7月20日~7月26日)によると、ダウンロード数は配信開始から3日間の集計で3万3391DL、現在はすでに4万5000DLを突破した。
西野七瀬や生駒里奈らOGが参加した配信限定シングルとなる前作「世界中の隣人よ」の3日間実績比1.9倍(オリコン調べ)となるスタートダッシュを果たした。またストリーミングの再生数は各ストアで桁が1つ増え、1週間で300万再生数を突破し、前作比5.5倍に跳ね上がっている。
乃木坂46はこれまでにYouTubeでフルサイズのミュージックビデオをアップ後、デジタル配信、その1週間後にCDリリースという流れが通例だった。アイドルという特性上、ファンとのイベントを重んじる握手券をCDに封入し、コアファンの購入意欲を注いできた。
だが「Route 246」は配信限定という事とコロナ禍という事もあり、主だったイベント施策は一切ない状態。YouTubeでは未だフルサイズは公開されずティザー編のみの公開であったり、TKサウンドに寄り添ったであろう衣装やビジュアルの大胆なイメージチェンジが反響を呼んでおり、こういったいくつかの戦略が配信ヒットの要因に繋がっている事も考えられるが、普段乃木坂46のリーチが届いていない層まで浸透しており、楽曲自体が評価されているようだ。