YOSHIKIが24時間テレビでLAの海をバックに魂のパフォーマンス 、ノーギャラで出演 300万円の寄付も
YOSHIKIが8月23日、「24時間テレビ43 愛は地球を救う」に出演。医療従事者の方たちへ感謝の思いを込めて「Forever Love」をピアノで演奏した。LAの広大な海をバックに、日本各地の子どもたちとコラボレーションし、魂を込めたパフォーマンスを届けた。
また、メインパーソナリティー・井ノ原快彦(V6)と共に「新型コロナウイルスと闘う医療従事者 -YOSHIKIと井ノ原快彦が今、伝えたいこと-」と題した対談も実施。風当たりを受けながらも、チャリティー活動を続ける自身の強い信念を述べた。
対談の中では、自らが新型コロナウイルスに感染しながらも死を迎える瞬間まで患者の治療にあたり続けたブラジルの日系人医師と、市民を守るために赤字覚悟で感染者の受け入れを決断した日本人医師を取り上げるVTRが放映された。
映像を見たYOSHIKIは、「自分の命の危険を分かった上で人を救っている。僕らもなんかできなきゃいけない。僕たちの命を救ってくれてありがとうございます」と、最前線で活躍する医療従事者の方たちに感銘を受け、涙で言葉を詰まらせた。
さらに番組の中で、YOSHIKIが同番組に今回も300万円を寄付したことが明かされた。
なお、事務所によると今回も本人の意向によりノーギャラで出演したとのこと。
SNS上には、YOSHIKIの渾身のパフォーマンスとチャリティーへの信念を貫く姿に対し、絶賛のコメントが殺到した。
「『死』についてずっと考えていた。だけど今日のYOSHIKIさんを見て「大人になったら自分で稼いでチャリティーに参加する」という目標ができた」
「医療従事者です。素敵な演奏に感動して泣きました。疲弊した心が元気になりました!また明日から頑張ります!」
「夫がコロナ患者さんの治療に関わっているというだけで、こども達は風評被害に合いました。だけど、YOSHIKIさんの言葉に救われました」
「もう涙が止まらなかった。私、父の時も母の時も医師に納得のいく治療受けられず医師を恨みました。でもYOSHIKIさんのお言葉で考え方が変わりました。自分を危険にさらしてまで働く医療従事者へ感謝の意が強くなりました」
「Forever Loveに勇気をいただきました!明日からも変わらず救急の最前線で働きます(医療従事者より)」
「名曲ForeverLoveを演奏するYOSHIKIさんの姿に度肝を抜かれ、気づいたら涙が溢れてしばらく動けなくなりました」
「夫がコロナに感染して生活が立ち行かなくなってしまい、一時は死のうかとまで思っていましたが、YOSHIKIさんのピアノの音色があまりにも美しく、希望の光のように感じました。前向きな未来へ進むきっかけをもらった気がします。ありがとう」
YOSHIKIの出演により視聴率が24.6%まで急上昇。フィナーレの高橋尚子が行なった「募金ラン」の最高視聴率へバトンを繋いだ。
YOSHIKIはコロナ禍において「国立国際医療研究センター」へ1,000万円の寄付や、米グラミー賞を主催する団体が設立した「COVID-19救済基金」へ1,000万円の寄付を実施。他にも東日本大震災や熊本地震、アメリカのハリケーンハービー、オーストラリアの森林火災など、世界各地へ向け積極的な援助活動を行ない、さらにメイク・ア・ウィッシュ財団、米グラミーファウンデーションや小児がんの子供達を支援する米パブラブファウンデーションなどへの継続的な支援も行なっている。その積極的な慈善活動が評価され、2019年末に「Forbes Asia」が発表した“アジア太平洋地域の最も影響力のある慈善家30人”のひとりに選ばれている。
YOSHIKI コメント
賛否はあると思いますが、自分が純粋な気持ちでやっていることを皆さんに少しでも理解してもらえる努力をし、今後もチャリティー活動を続けていこうと思っています。