本多劇場グループ next「DISTANCE-TOUR-」札幌公演より 写真:山下恭子
2020年8月5日(水)に開幕した本多劇場グループ next「DISTANCE-TOUR-」。東京公演を終えてスタートした地方公演は、北九州、豊橋での上演を経て、本日8月26日(水)の札幌公演をもって全日程終了した。この度、公演のアーカイブ配信&ビジュアルパンフレットの発売が決定した。
最後となった札幌公演が行われた会場、演劇専用小劇場 BLOCHの前身は「札幌 本多小劇場」。本多劇場グループの劇場であり、本シリーズの大千穐楽に相応しい会場での公演となった。
本多劇場グループ next「DISTANCE-TOUR-」札幌公演より 写真:山下恭子
上演された演目は、『はなれても、はなれても、』(脚本:遠藤雷太 演出:山田マサル)、『フリッピング –デフォルト-』(脚本:川尻恵太 演出:山田マサル)の2作品。
『はなれても、はなれても、』には、北海道で活動する俳優の江田由紀浩と小林エレキが出演し、稽古は全て北海道にて行われた、その後、リモートによるスタッフ打ち合わせを経て、劇場でツアースタッフと創作するという手法で作られた。そして、『フリッピング –デフォルト-』は、リモート稽古を経て東京から参加した小山百代と、北海道で活動する氏次啓が劇場であわせるという手法で作られた。
本多劇場グループ next「DISTANCE-TOUR-」札幌公演より 写真:山下恭子
本多劇場グループ next「DISTANCE-TOUR-」札幌公演より 写真:山下恭子
それぞれ、コロナ禍においてどのように稽古・作品作りを進行できるかということと、その上で作品のクオリティを高められるかという、現在の状況における演劇業界の命題に挑戦した公演となった。
本多劇場グループ next「DISTANCE-TOUR-」札幌公演より 写真:山下恭子
なお、本公演で実施した各対策及び運営内容は、後日レポートにまとめられ「DISTANCE」公式サイトにて公開される。これから続く劇団、団体の公演に少しでも役立つことを目的とし、引き続き積極的な情報共有を行うという本多劇場グループの思いからだ。また、コロナ禍における本当の千秋楽は、公演最終日から2週間後の9月10日(木)であり、そこまでキャスト、スタッフ、そしてお客様から体調不良となる方がでないよう、そして適切かつ迅速な対応ができるよう、引き続き「with コロナ」時代における上演形態を模索してまいります、とメッセージを寄せてている。
本多劇場グループ next「DISTANCE-TOUR-」札幌公演より 写真:山下恭子
本多劇場グループ next「DISTANCE-TOUR-」札幌公演より 写真:山下恭子
そして、「DISTANCE-TOUR-」にて上演された作品の一部をアーカイブ配信することが発表された。ライブ配信のみで実施した今公演だが、配信時にどうしてもうまく視聴することができなかったという方々の声を元に、より観客や視聴者に寄り添った形で配信公演を行うべきという判断に基づき、今回、アーカイブ配信の実施が行われることとなった。
配信は9月12日(土)12:00~9月14日(月)12:00の48時間限定で、イープラスの「Streaming+」にて行われる。チケットの発売は9月7日(月)12:00~9月14日(月)9:00までとなり、配信対象公演、作品の詳細は9月1日(火)に公式サイトにて発表される。既にライブ配信を視聴済みの方は、1公演500円で見ることができるので、何度でも楽しみたい方は必見だ。
本多劇場グループ next「DISTANCE-TOUR-」札幌公演より 写真:山下恭子
本多劇場グループ next「DISTANCE-TOUR-」札幌公演より 写真:山下恭子
さらに、全公演の舞台写真と「DISTANCE」の活動記録を収めた公式ビジュアルパンフレットの発売も決定した。同じく9月1日(火)より公式サイトにて受付が開始されるので、こちらもチェックしておこう。
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