ゆず オンラインツアーDAY2の舞台は母校・岡村中学校、“岡ジャー”衣装を着用し教室・体育館から歌を届ける「胸がいっぱいです(北川悠仁)」
ゆずが10月4日、自身初のオンラインツアー「YUZU ONLINE TOUR 2020 AGAIN」2公演目、DAY2「思春期」を開催した。
同ツアーは、動画配信プラットフォーム「OPENREC.tv」にて、9月27日のDAY1:出発点を皮切りに、最終日となる10月25日まで、毎週日曜日の21時に実施。会場とライブテーマ、セットリストを変えながら全5公演が開催される有料配信ライブ。各ライブ会場は、ゆずにゆかりのある”横浜エリア”から選定され、初日公演は今年9月に閉館した横浜文化体育館にて開催された。
「今だから、帰りたい。変わらないFURUSATOに。」というキャッチコピーが付けれたDAY2のライブテーマは「思春期」。そのライブの会場に選んだのは、北川悠仁、岩沢厚治が共に“思春期”を過ごした母校・岡村中学校。「オンラインライブだからこそできるライブ会場はどこか」という発想から、“岡中”でのライブ実施を構想。北川悠仁が中学1年生、岩沢厚治が中学2年生のときの当時のクラス担任が、現在同中学校の校長に着任していることが縁となり、前代未聞となる”母校からの配信ライブ”が実現。同学校のジャージで、デビュー当時にゆずがライブで着用していた岡村ジャージ、通称”岡ジャー”をアレンジした衣装を着用し、ライブの幕は開けた。
今回のツアーは全5公演、自身の代表曲「夏色」以外、すべて“被り曲なし”というセットリストで構成されるプレミアライブ。1曲目の「友達の唄」では初日公演同様、AR(拡張現実感(Augmented Reality))を起用した立体的な演出とともにパフォーマンス。「嗚呼、青春の日々」では、教室を飛び出し学校の体育館からパフォーマンス。「タッタ」では、現職の教員らがスペシャルダンサーズとして参加し、「夏色」ではスマホ用アプリ「ピグパーティ」とコラボレーション。事前に選ばれたファン12人がピグという「アバター」に自身を投影し、ゆずと共演した。
最後の曲「シュビドゥバー」披露前、北川は改めて岡村中学校関係者への感謝を述べ、「胸がいっぱいです」と感無量。続けて「中学生のとき、僕と岩沢くんでこの教室のあたりにいたんですけど。まさかこんなふうにグループ(ゆず)になって、こんなに長く音楽をやるなんて思っていませんでした」と回顧。コロナ禍で通常通りの有観客ライブの実施が困難となっている今、オンラインライブという新たなやり方の糸口を見出し「想像もしていない未来でしたが、大変な中でも、この場所(岡村中学校)でオンラインライブができた事を嬉しく思っています」と語った。
この日の模様は、本日より10日間アーカイブ視聴が可能。なおDAY1「出発点」のアーカイブ配信も引き続き実施されており、DAY5までの視聴チケットも好評販売中。
セットリスト
- 友達の唄
- 待ちぼうけ
- 種
- 流れ者
- 心の音
- ねこじゃらし
- 嗚呼、青春の日々
- 岡村ムラムラブギウギ
- 濃
- ぼくの漫画の主人公
- タッタ
- 夏色
- シュビドゥバー