MUCC、12/27に日本武道館で開催する10か月の有観客ライヴ「惡-The brightness world」詳細発表
MUCCが、2020年2月以来となる有観客ライヴ「惡-The brightness world」の詳細を発表した。日時は12月27日、舞台は3年ぶりとなる東京・日本武道館で、キャパシティは従来の半分程度となる5000人を予定している。
本来、MUCCにとって2020年は「ライヴ三昧」の年とも言える予定が組まれていた。
全国47都道府県を駆け巡ったライヴハウスツアー、「MUCC 2020 Lock on snipe Tour 壊れたピアノとリビングデッド収監シリーズ」を2月24日に小樽で打ち上げ、その後、モスクワからロンドンまで8公演を予定していたヨーロッパツアー、「MUCC 2020 Lock on snipe Tour #11~Style of EUROPE Broken Piano And Imprisonment of livingdead 8days~」の開催、また、それに伴うスペインでの公演、初夏から夏にかけては国内大型ロックフェスへの出演、6月にはぴあアリーナMMでのワンマンライヴなど、日本のみならず世界を駆け巡ってのライヴ行脚となるスケジュールが発表されていた。
また未発表ではあったが、夏以降にはホール展開を含む全国ツアーも予定されていた。
それがコロナウィルスの影響によって3月以降のライヴは全て中止となり、時期的な背景も内容に反映され、産み落とされた「惡」というアルバムを「有観客」のライヴという形で、ファンに生で届けることが不可能となった。
苦肉の策として行った6月21日、9月20日の配信ライヴで結果として「配信ライヴ」というものの最先端を歩む事となった彼らが、遂に有観客という形でのライヴを行う事となった。
未だコロナウィルスの影響もあり、観客は5000人と従来の半分程度、また、この状況の中で培った配信技術・ノウハウを生かすべく、有料配信を行う事も決定している。
その他コロナ対策として、チケットは全て電子チケット、密となる状況を生み出しかねない当日物販の中止など、感染拡大防止にも着手。その他マスク着用の徹底、場内の換気なども行い、対策には万全を期している。また、ファンクラブ向けサービスとして、記念ピクチャーチケットも受け付けている。