T-BOLAN、映画『T-BOLAN THE MOVIE』新たな物語を加えて再上映決定
T-BOLANの映画『T-BOLAN THE MOVIE あの頃、みんなT-BOLANを聴いていた そして 今も…ずっと』が、新たな物語を加えて再上映されることが決定。11月27日より全国イオンシネマ10館で公開する。
「バンドとは、家族みたいなもの…」T-BOLANのヴォーカル森友嵐士は、2014年の映画公開時にそう語っている。そのオリジナル版では、約1700万枚CDセールスを記録したT-BOLAN 奇跡の復活を メンバー、著名人等のインタビューにより記録。バンドを核としたメンバー4人の繋がりと、T-BOLANの音楽を聴いていた人々を繋ぐそれぞれの想いが語られていた。その再上映版となる今作は秘蔵コンサート映像を加え、2014年以降に起きた出来事をヴォーカル森友嵐士が、2020年の今新たに撮影されたインタビューで想いを語っている。
ロックバンドとしての頂点に駆け上がる最中、森友は原因不明の歌えない症状に陥り(後に心因性発生障害と診断)、バンドは解散。その後約14年間、一人もがき苦しんだ時を経てソロで活動を再開、そして2014年にT-BOLANとしても復活を果たす。
復活ライブは大成功を収めたが、これでバンドは約束を果たしたとして活動を再休止(1995年3月26日のツアーファイナルを森友の喉の不調により満足な内容で行えずにそのままバンドは解散したが、2014年東京・大阪でライブを敢行、リベンジ)。
しかし、家族と銘打ったバンドのメンバー 上野博文(ベース)が難病(2015年くも膜下出血で生死を彷徨う)に見舞われる。このアクシデントに端を発し、上野の想いの為にも継続的なバンド活動を決意。メンバー個々に様々な苦難を乗り越え2017年に完全復活を果たした(2018〜19年「励」、2020年〜「繋」全国ツアーを相次いで開催)。
新たなインタビューで森友は、「T-BOLANを聴いていたあの頃の自分と対面して二人が話せばいい。それぞれの『My life is My way』を突っ走って欲しい」と。
「あの頃、みんなT-BOLANを聴いていた そして 今も…ずっと」その想いは、今もココ(胸の奥)にある。