細野晴臣史の決定版『細野晴臣と彼らの時代』が12/17発売「もうこれ以上、話すことはないです。(細野晴臣)」
『細野晴臣と彼らの時代』(門間雄介・著)が12月17日に文藝春秋より発売される。定価2,200円+税。
2019年、細野晴臣が1969年に「エイプリル・フール」のベーシストとしてレコードデビューしてから50年を迎えた。デビュー以降、「はっぴいえんど」「ティン・パン・アレー」「イエロー・マジック・オーケストラ」など日本の音楽史に輝く数々のバンドに携わり、ソロでも多くの作品を発表しながら、アーティストへの楽曲提供、プロデュースなど幅広く活動。その影響は世代を超えて、広まり続けている。
いままでも数多くのインタビューや対談を含む著作を出されている細野晴臣だが、その長い音楽活動を俯瞰できるような本はこれまでなかった。
『細野晴臣と彼らの時代』は、細野晴臣本人へのロングインタビューに加え、松本隆、鈴木茂、坂本龍一、高橋幸宏、林立夫、松任谷正隆、矢野顕子、コシミハル、星野源などの証言を元に、50周年を迎えた細野晴臣の、生い立ちから音楽活動のすべてを網羅する、決定版というべき本となっている。
細野晴臣 コメント
もうこれ以上、話すことはないです。
目次より
- プロローグ
- 細野の家
- 一本の電話
- 一九六八年十二月三十一日
- エイプリル・フール
- はっぴいえんど前夜
- ゆでめん
- 風街ろまん
- HAPPY END
- HOSONO HOUSE
- キャラメル・ママ〜ティン・パン・アレー
- ダメージ
- 楽園へ
- エキゾチック・サウンド
- 葛藤
- イエロー・マジック・オーケストラ
- 世界進出
- YMOブーム
- 確執
- 一九八一年のはっぴいえんど、YMO散開
- 観光音楽
- アンビエントの海から
- 再会
- 再結成
- ハイドパークの奇跡
- 音楽はつながる
- エピローグ