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THE BACK HORN、住野よる草案の初映像作品「ハナレバナレ」女優・大友花恋が出演するMV公開

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THE BACK HORN

大人気作家・住野よる草案により制作が始まり、女優・タレント・ファッションモデルとして多岐に活躍する大友花恋が出演するTHE BACK HORN「ハナレバナレ」のミュージック・ビデオが本日、公式YouTubeチャンネルにて公開された。また、メンバーのもらい泣きや、バースデー・サプライズなど裏側の様子を映したメイキング映像を同時公開した。

収録楽曲「ハナレバナレ」は住野よるの小説『この気持ちもいつか忘れる』のあらすじから生まれた楽曲で、歌詞にある「この境界線を越えて君に触れたい」という言葉が、小説テーマとなり、このプロジェクトそのものが目指すテーマにもなったという本作を象徴するような楽曲。物語の退屈な日常を過ごす主人公カヤと、異世界に住むチカという少女に抱いた制御できない抑えきれない感情を曲のスピード感と共に情感たっぷりに表現されたTHE BACK HORNと住野よるがお互いを刺激し合い完成されたコラボレーション作品になる。

「ハナレバナレ」のMVは書籍同様、住野よるの草案から制作が開始された。この作品でMVを制作するにあたり、住野にアイデアを依頼したところ、撮影場所、本を読む少女の存在、メンバーの演奏シーンなどが既に住野の中でイメージ化されており、映像監督の遠藤研介氏を中心に幾度も打合せを重ねてそのイメージを具現化された映像となる。住野よるがMVの制作に直接携わるのは初で、小説と音楽の境界線を超えたコラボレーションのみならず、映像までを共にした異例の制作となった。

撮影はスタジオでTHE BACK HORNのライブさながらのアグレッシブな演奏シーンから、住野がイメージしていた書店に跨り実施された。この作品の大きな見所となる″本を読む少女役“には住野が役のイメージに合わせて推薦した女優・タレント・ファッションモデルとして多岐に活躍する大友花恋が抜擢。大友は2017年に公開された住野よる原作の大ヒット映画『君の膵臓をたべたい』で浜辺美波が演じる山内桜良の学生時代の親友・滝本恭子役で出演し、これで住野作品には2度目の登場となる。本作品の出演依頼をしたところ、普段から読書を趣味とし、住野作品を愛読されているという事で快諾に至った。

メイキング映像には大友が小説の世界に入り込み涙を流す迫真の演技に、それを見届けていたTHE BACK HORN山田将司(Vo.)が思わずもらい泣きする場面も。また実際の書店である青山ブックセンター本店でも撮影が行われ、再びTHE BACK HORNの演奏シーンや、大友が本の世界にのめり込んでいくシーンなど、「ハナレバナレ」MVの撮影は深夜遅くまで続いていった。

撮影後にはその日を跨いで10月14日に誕生日を迎えた岡峰光舟(Ba)へのバースデー・サプライズとしてスタッフからケーキがプレゼントされる一幕も!奇遇にも同じく10月に誕生日を迎えた大友花恋(10月9日)、山田将司(10月8日)、菅波栄純(10月16日)にも同様にケーキが渡されるなど最後まで和やかな空気の中でこの日の撮影を終えた。

このMVでは小説と音楽のコラボという一見、「静」と「動」のアンバランスに見えるものを「激情」という内面的な一面で結びつけられたもの。己の感情を内側から掻き立てる小説とTHE BACK HORNの激しい音楽。観ている人の世界を揺るがす激情を表現し、世界が広がる様子が描かれている。

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