広告・取材掲載

山下達郎、最新リマスター盤2タイトルがオリコン週間アルバムランキング同時TOP10入り

アーティスト

左より「POCKET MUSIC(2020 Remaster)」「僕の中の少年(2020 Remaster)」

11月25日に発売となった、山下達郎の名作オリジナル・アルバムの最新リマスタリング盤「POCKET MUSIC(2020 Remaster)」と「僕の中の少年(2020 Remaster)」が、12月2日発表の最新12月7日付オリコン週間アルバムランキングでそれぞれ1.6万枚と1.7万枚を売り上げ、9位と8位にランクイン。見事2作同時TOP10入りした。

「POCKET MUSIC」は1986年発売、山下達郎の8作目のスタジオ・アルバム。オリジナル・アルバムとしては「MELODIES」(1983年発売)に続く作品で、レコーディング技術の進歩の中、デジタル・レコーディング、コンピューターミュージックとの格闘から生み出された内向的で知的な作品が並ぶ高水準ポップ・アルバム。「風の回廊(コリドー)」「土曜日の恋人」「THE WAR SONG」など山下達郎の代表曲を収録した名盤だ。

そして、「僕の中の少年」は1988年発売、「POCKET MUSIC」に続く9作目のスタジオ・アルバム。80年代タツロー・サウンドの最後を飾る名盤として知られ、「GET BACK IN LOVE」「踊ろよ、フィッシュ」、「蒼氓(そうぼう)」など、山下達郎の中期を飾る代表曲を収録した、コア・ファンからの人気も高い1枚だ。

この2作は共に発売当初のオリコン週間アルバムランキングで1位を獲得しているが、発売から30年以上を経た2020年にふたたびランキングの上位に食い込み、改めて作品のクオリティの高さと変わらぬアーティストの人気を世に知らしめる形となった。

また、12月26日、動画配信サービスMUSIC/SLASHにて山下達郎 約4か月ぶり2回目のライブ映像配信が決定している。今回は、新型コロナウィルスのため実現しなかった、ライブハウスツアーの東京公演会場、東京・高円寺Live Music JIROKICHIにて無観客アコースティック・ライブを事前収録し、配信を行う。

45年前のJIROKICHI開店当時、シュガー・ベイブとして出演していた山下達郎が、本来であれば今年2月29日、3月1日にライブを実施する予定であったが延期を余儀なくされ、再度9月12日・13日に延期公演を予定するも再び実施はかなわず、今回3度目の正直としてのライブ映像配信となる。

関連タグ