佐野元春デビュー40周年記念、EPICレーベル期集大成CD BOXリリース決定 25タイトル/29枚組/約400ページのブックレットで構成
ソニーミュージック総力を挙げての究極のボックスセット「佐野元春 ザ・コンプリート・アルバム・コレクション1980 – 2004」が3月13日にリリースされる。デビュー40周年を記念したEPICレーベル期の集大成。佐野元春のオリジナル25作、ライヴ5作、コンピレーション7作、計25作品を網羅した壮大な29枚組。
今作は、デビュー作「BACK TO THE STREET」に始まり、日本語のポップ・ロックの表現の可能性を追求しながら、ソングライターとして、ロック・パフォーマーとして変化を続け、言葉とビートを通じ、全ての制約から解き放たれ自立した「個」であることのカッコよさを体現してきた、その難しく険しい道を切り拓いてきた開拓者としての佐野の軌跡を辿っている。
EPICレーベル期のスタジオ・アルバム全25タイトルに加え、ライヴ盤5タイトルでは、これまでデラックス・エディションなどに収録されていた歴史的なライヴ音源、「ROCK & ROLL NIGHT LIVE AT THE SUNPLAZA 1983」(2013年)、「LIVE ‘VISITORS’ 1985」(2014年)、初CD化となる「THE BARN LIVE ’98」(2021年)をそれぞれ独立したCDとして収納。
また、コンピレーション・アルバム7タイトルでは、「NO DAMAGE」(1983年)、「MOTO SINGLES 1980-1989」(1990年)、「GRASS」(2000年)など、ベスト盤や特別編終盤だけでなく、ユニークなスポークンワーズ作品「SPOKEN WORDS COLLECTED POEMS 1985-2000」(2000年)など、正規にリリースされた全ての編集盤を網羅している。
約400ページにわたる充実のブックレットには、多数のライターによって書き下ろされた各アルバムのライナーノーツと長編バイオグラフィー、全詞集などがまとめられている。このボックスセットは、佐野にとって極めて重要なEPICレーベル期24年間の集大成的プロダクツであり、単に彼の歴史を辿るだけでなく彼の作品がその時代や未来に与えた影響、ソングライターとしての視点や思考をあらためて知ることができる。また、彼の作品を現在に最も適したリマスター音源で楽しむことができるという点で、ファンならずとも手元において愛聴してほしいまさに永久保存版だ。