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琴音、さだまさしの名曲「防人の詩」をカバー 年齢の固定概念を覆すMV公開

アーティスト

琴音

2021年1月に19歳となったシンガーソングライター琴音が、さだまさしの名曲「防人の詩」のカバーをリリースした。

琴音が10代最後となる2021年最初のリリースは、メロディと歌詞がその歌声を最大限引き出すベストマッチを追求した3部作を制作。サウンドは新旧ジャンルのくくりを超えた名曲、名フレーズの力を借り斬新かつダイナミックにアレンジ。歌詞は人が背負う悲しみや哀れみ、苦悩や葛藤の先にある僅かな希望への願いをテーマにした3部作となっている。

その第1弾は、さだまさしさんが1980年に発表した名曲「防人の詩」のカバー。全てのものに宿る命の尊さを切々と歌い上げたその歌詞は、「海も山も死ぬからこそ 海は干上がり 山は枯れる」万葉集 第16巻3852番に基づいて作られたと言われている。このスケール大きな曲を19歳の琴音がコーラスの多重録音を駆使したサウンドにのせた振り幅の大きなダイナミズムある歌声を響かせている。

本日公開されたミュージックビデオは、唯一誰もが平等に重ねる時間経過としての年齢、若さと老い、その先にある死生観を描いている。時を遡るようにクライマックスへ向かって加速していく躍動感。それは若さと老いの一方向の固定概念を覆す映像となっている。

琴音コメント

先日、年明けも早々新型コロナウイルスの感染拡大により開催中のツアーの再延期が決定し、あろう事か自分の19歳の誕生日にその悲報を発表するという事態になってしまいましたが、そんな二重苦を乗り越え、この度「防人の詩」をリリース致しました。
ツアーの中でも歌っていたので、お越し頂いた方の中には不思議に思われた方もいらっしゃったかもしれません。
この曲は、さだまさしさんの名曲「防人の詩」を現代風なアレンジでカバーさせて頂いたものです。
昨今の様々な風潮を取り入れた作品になったと思います。アレンジや声色の変化にも注目して頂ければ嬉しいです。

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