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布袋寅泰、UKポストパンクの雄 ギャング・オブ・フォーのトリビュート盤に参加「アンディのギターに出会わなければ僕は退屈なギタリストになっていただろう」

アーティスト

布袋寅泰

布袋寅泰が、UKポストパンク・ムーブメントの雄 ギャング・オブ・フォーのトリビュート・アルバム「The Problem of Leisure:A Celebration of Andy Gill and Gang of Four」に参加することが発表された。

ギャング・オブ・フォーのギタリストにして、昨年、呼吸器疾患のため逝去したアンディ・ギルと交流のあった布袋は、アンディの硬質かつ独創的なギターから多大な影響を受けており、トリビュート曲「To Hell With Poverty」ではアンディの遺志を継ぐかのような生々しいカッティングと、豪快なフィードバック・ギターサウンドを披露している。偶然にもアンディの命日が布袋の誕生日であることも、2人を繋ぐ運命を感じる。

このトリビュート・アルバムには米国のレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのトム・モレロ、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリーとジョン・フルシアンテ、英国からマッシヴ・アタックのロバート・デル・ナジャ、ゲイリー・ニューマン、キリング・ジョーク、La Rouxなど錚々たるアーチストが参加、ギャング・オブ・フォーが及ぼしたシーンへの影響力の大きさが窺える。また、このアルバム・アートワークを世界的現代美術家であるダミアン・ハーストが手掛けたことも音楽界のみならず、アート界でも大きな話題を呼びそうだ。

布袋は、「アンディのギターはロック・ギターの固定観念を打ち破り”ギターは打楽器だ”と僕に教えてくれた。彼のギターに出会わなければ僕は退屈なギタリストになっていただろう。シニカルで気難しいイメージのアンディだが、実際は心優しくユーモアに溢れる優しき紳士だった。このトリビュートに込めた思いが、天国のアンディと世界中のGOFファン、そして独創的なスピリットを持ったギタリストたちに届くことを祈る。」とコメントを寄せている。

ギャング・オブ・フォーのトリビュート・アルバム「The Problem of Leisure:A Celebration of Andy Gill and Gang of Four」は5月14日全世界同日配信予定。

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