柏木由紀、7年5ヶ月ぶりのソロシングルをWACK渡辺淳之介プロデュースでリリース
柏木由紀が、キングレコードへ移籍し、WACK 渡辺淳之介をあらたなプロデューサーに迎え、CDとしては7年5ヶ月ぶりのソロシングル「CAN YOU WALK WITH ME??」を3月3日にリリースする。
1月19日、東京・池袋Club Mixaにて「柏木由紀 重大発表記者会見」と銘打ち、緊急事態宣言下のため制限あるなかで催された会見。AKB48最年長メンバーであり、今年で30歳を迎える“しぶとかわいい”柏木由紀がいつになく緊張の面持ちでステージ上に登場した。
昨年からつづくコロナ禍を振り返り、そのなかで感じたこと、考えたことを吐露し「努力し続けて、皆さんに届ける、そしてアイドルとしてやり続ける、これが私の今後の目標として、アイドルとしてやって行きたいという夢ですし、できることかなと思っています。30歳を迎える節目の年に、柏木由紀のソロとしての作品を皆さんにお届けしたい」と実に”7年5ヶ月ぶり”となるニューシングルのリリースを発表した。
2013年ソロデビュー、継続的にソロコンサートを開催し、2020年末には自身初のディナーショーを成功させたばかりの柏木ではあるが、長年作品リリースが意外にも無かったことに対し「こうやって”重大発表”として会見を開かせていただいたこともあり、なんとか成功させなきゃいけないなとプレッシャーも感じておりますが、新たな”デビュー”という気持ちで一生懸命やっていきたいと思います。」と語った。
3月3日発売のニューシングル「CAN YOU WALK WITH ME??」はAKB48も所属するキングレコードへ移籍してのリリースとなることも発表されたが、同時に今作はあらたなプロデューサーを迎えての作品となることも明かされた。映像とともに登場したのはBiSH、豆柴の大群、BiS、EMPiRE等の女性アイドルグループが多数所属し、その独自のプロデュース手法が業界内でも話題沸騰のWACK 代表取締役の渡辺淳之介。
昨年5月に放送となった柏木と渡辺淳之介のラジオでの対談でプロデュースの話があがったものの、当人同士も”話ネタ”だと半信半疑ではあったのだが、対談から1年たらずというスピードで今回のプロデュースが実現した。
お互いの印象を柏木は「私はちょっと渡辺さんの顔色伺ってます!笑 色々なところでお話されているところや、怒っているところとかも見ていたので、めちゃくちゃドキドキしてました(笑)でも優しく的確に教えてくださったりとか、自分にない一面を引き出してくれたるので、すごく楽しくやらせていただいています。」と語り、渡辺Pは「さすが14年間トップを走ってきている”王道アイドル柏木由紀”を見させてもらっているという印象。僕が手掛けるアイドルは邪道なので(笑)、柏木さんを見て、改めてこうした方がいいと伝えたりと、勉強させてもらっています。」と二人のやりとりが続くなか、「僕のプロデュースチームにはいろんな仲間がいて、ちょっと、サプライズで呼んでみました」と渡辺プロデューサーからの呼び込みで登場したのはクロちゃん(安田大サーカス)。
WACK所属の豆柴の大群のデビュー時にはプロデューサーであり、現在はアドバイザーを務めているクロちゃんは渡辺プロデューサーとは盟友。クロちゃんのサプライズ登場に「呼んでない!(笑)」と絶叫し苦笑いの柏木に渡辺Pが「この先も我々に柏木さんをお任せいただけるということは、もしかしたらクロちゃんのプロデュースも・・・」と匂わすと、「えーーーー!!」と悲鳴を上げる柏木。クロちゃんは「喜びの悲鳴をありがとうございます!」とどこまでもポジティブな様子。柏木を「化石アイドル」と表現するクロちゃんは、「これだけ長く続けることはやっぱり難しいことだし、本当に色々な人たちが一生アイドルと言いながらも辞めていってしまう中で、ずっといてくれる存在。大人になっていてもAKB48に入ったばかりの頃の末っ子的なところが残っているのも不思議だし、長く続けて魅せれるのはゆきりんかなと思います。これからも新しい道を切り開いて行って欲しい」と話した。
会見終わりに渡辺Pは「なによりも一番心配しているのが、”前の方が良かった”と言われることなので、とにかく結果をしっかり出せるように頑張りたいと思っております。これからよろしくお願いいたします。」とコメントし、柏木は「7年5ヶ月ぶりにソロシングルを出せるということで本当に嬉しく思っています。そして、今回は渡辺淳之介さんプロデュースということで、AKB48のファンの方にも、柏木由紀のファンの方にも、またWACKを応援している方、それ以外の方にも本当にたくさんの方々に届けたい楽曲となっています。こんな時期ではありますが、自分にできることとして、この曲を聞いたり、いろいろな姿を見てくれた誰かの支えになれたり、元気になってもらえたりと、そんなものをこれからも届けていければと思っています。今後、作品の詳細なども順次発表されていくので、そちらも楽しみにしてください!本日はありがとうございました!」とアイドルとアーティストのハイブリット、アイドルアーティストとしての自身の重大発表記者会見を締めた。
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