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作曲家・都倉俊一が文化放送昼ワイド「くにまるジャパン 極」に生出演、未発表曲を2曲初オンエア

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文化放送は、平日生ワイド番組「くにまるジャパン 極」(月-金曜9:00〜13:00)の本日3月2日放送回にて、作曲家・都倉俊一が生出演し、番組内にて未発表曲2曲を初オンエアした。番組はradikoのタイムフリーで放送当日以降7日間聴くことができる。

今回ゲスト出演した都倉俊一は、これまで山口百恵の「ひと夏の経験」やピンク・レディーの「UFO」など数多くのヒット曲をこれまで1200曲以上生み出し、レコード売上枚数は6000万枚、2018年には文化功労者にも選出された作曲家。

ゲストの都倉俊一は「極シアター」のコーナーに出演し、コーナー内にてこれまで未発表だった、五木ひろしの「日本に生まれてよかった」、林部智史の「いずこ」を初オンエアした。

「極シアター」では、始めにパーソナリティの野村邦丸から未発表曲「日本に生まれてよかった」について聞かれ、「僕はすごく、愛国者なので。日本に対する愛情を1回歌にしたいっていうかな。素晴らしい国だっていうことを、ずっと思っていて。若い頃から。ただ、なんとなく日本って風潮がなかったんで。(中略)ところが、自分で何も考えないで自分の気持ちを歌にして、出来上がりましたと。それで、いろんな方にこの曲をデモで本当に10何人、クラシックから若い女の子まで歌ってもらったんだけど、どうもピンとくるものがなかったんですよ。そしてあるときに、五木ひろしさんと一緒になって。『ちょっと最近こういうのどう?』ってピアノでちらっと五木さんとやったら、『いいじゃないですか』みたいな話になって。じゃあレコーディングしましょうかっていうことになって」と誕生秘話を語りました。その後、「この曲は五木さんで世に出て。それでまた違うカバーで若い子たちが、『僕は日本に生まれて、僕は日本が好きなんだ』っていうふうに歌ってくれる。例えば我々がいなくなった後でも、そういうふうにしたいと。これはもう我々作曲家の一つの夢です」と楽曲への想いを語りました。

続いて、2曲目の未発表曲「いずこ」について、「林部智史さんって、僕は最初に彼の歌を聞いたときに、もうジーンと来るぐらい綺麗な声なのね」と楽曲を歌う林部智史について話した後、「阿久悠さんの本当の遺作が、人知れず机の中にあったわけですよ。昔、阿久悠さんの事務所にいたマネージャーの人が恐る恐る出してきて、『やっとこの詩を歌える声に巡り会えました。先生、お願いします』みたいな。それがこの詩なんですよ」と、楽曲が生まれたきっかけを語った。本日オンエアした「いずこ」は、レコーディングをしていない状態で、デモテープでの初公開となる。

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