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フジロック’21、「コロナ禍で開催する特別なフジロック」を目指し国内アーティストのみで開催へ

アーティスト

フジロック・フェスティバル事務局は、8月20日・21日・22日に新潟・湯沢町苗場スキー場で開催予定の「FUJI ROCK FESTIVAL’21」について指針を発表した。

今年のフジロックは「コロナ禍で開催する特別なフジロック」を目指すとしている。また、主催するスマッシュ代表の日高正博氏からメッセージも寄せられている。

本年のフジロックについて

「コロナ禍で開催する特別なフジロック」を目指します。

「KEEP ON FUJI ROCKIN’」
昨年フジロックの延期を発表してから、このフレーズを掲げていろいろな取り組みを行ってきました。
開催を待ち望んでくれている皆さまやアーティストなど、たくさんの方々の理解と協力を得て、今日まで支えていただいたこと、本当に感謝いたします。

今年、フジロックは苗場での開催実現に向けて、新型コロナウイルス感染防止対策を徹底し、全ての方々が安心・安全に過ごせる「コロナ禍で開催する特別なフジロック」を目指します。

場内各所で混雑が生じないよう入場人数を減らし、苗場の広大な野外空間における大自然の恩恵を活かした「自然と音楽の共生」を目指すフジロックならではの創意工夫を図り、感染リスクの回避に取り組んでまいります。

また、開催するにあたっては、コロナ禍における新たな制約や制限へのご協力を皆さまにお願いすることになりますが、互いに尊重して思いやりを持っていただくことで、安心・安全に過ごせる空間を、一緒に創り上げられると信じています。

フジロックに携わる全ての方々のさらなるご協力の元、一丸となって開催に向けて動き出してまいります。
そして、今年8月約束の地「苗場」で再び皆さんとお会いできることを楽しみにしています。

野外フェスティバルの未来は明るいと信じて。NO FESTIVAL, NO LIFE.

フジロック・フェスティバル事務局

 

日高正博氏メッセージ

今年のフジロックを楽しみにしてくれている皆さんへのメッセージです。

いつもフジロックを応援してくれている人たち、そして去年からこのバカ高いチケットを持っていてくれる人たち、本当に有難う。
君たちによってフジロックが支えられていることを本当に感謝しています。

去年約束したように、今年は去年の分も含めた2年分のエネルギーで、苗場で楽しめるように進めていきます。でもコロナウイルスの影響はまだ収まった訳ではありません。
どうしたら、またどの様にすれば開催できるのかと思案し続けています。
海外からのアーティストの出演を断念。
感染予防のガイダンスに従い観客数を減らす。
徹底した感染症対策。スタッフはもちろん、来てくれる皆さんの協力が絶対に必要になる。
これが出した結論です。

今年は日本の素晴らしいアーティストとともに、苗場という森と清流に恵まれた大自然の中でコロナ禍の中で開催する「特別なフジロック」を創っていこうと思います。
自然の中で音楽を体験することを、また楽しんでいただけるよう一層の努力をしていきたいと思います。

こんな時だからこそ、フジロックでみんなと少しでも勇気と元気を分かち合えたらいいなと思います。苗場でみんなと会えるのを楽しみにしています!

それまで皆さん、くれぐれも体に気をつけてください。

最後に、新型コロナウイルス感染症で亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げるとともに、闘病されている方々に心よりお見舞い申し上げます。また、医療従事者をはじめ、最前線で対策に携わっておられる方々に敬意を表します。

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