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森山直太朗、シングル「さくら(二〇二〇合唱)/最悪な春」の収録曲「最悪な春」MV公開

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森山直太朗が、5年半ぶりのシングルCDとして、3月に発売した「さくら(二〇二〇合唱)/最悪な春」。このシングルCDに両A面楽曲として収録されている「最悪な春」のミュージック・ビデオが公開された。

「最悪なこの春をずっと 僕は僕らは忘れないだろう」という安藤サクラによる印象的な朗読から始まる今回のMV。森山とバンドメンバーの演奏シーンとともに、コロナ禍において交差する人間の日常を描いた詩情あふれる映像作品に仕上がっている。

「最悪な春」は昨春の緊急事態宣言下に森山の共作者である御徒町凧が書いた詩に森山がビビットに反応し、わずか1 時間でコードとメロディーを載せて完成。急遽ギター1 本での弾き語りでレコーディングし、昨年5月に配信リリースをしていた。

今年の3月17日に発売されたシングルCDでは、森山と交流の深い安藤サクラによる詩の朗読のみのトラックに加え、Michel Kanekoのアレンジで再レコーディングしたバンド・バージョンが新たに収録された。

森山直太朗 コメント

言葉にならない思いに優しく寄り添ってくれる、そんなどこか誇らしい映像に仕上がりました。一人でも多くの人に届いてほしい、な。

御徒町凧 コメント

完成したMVを見たとき、嬉しいって思った。最悪な春の歌なのに。

太田良(MV監督)コメント

「最悪な春」を初めて聴いた時、足元に転がる石ころのような出来事を、優しく肯定してくれる歌だなぁと思いました。この時代だから歌えることのようで、実は僕らが心のどこかでずっと思い浮かべていた景色の歌なのではないかと考えました。
生きているといちいち最悪だけど、良く見ると小さいけど大切な瞬間もたくさんある。そんなことを思い返して、この歌をまっすぐに届けるための映像を目指しました。
裏テーマは、「冬眠明けのカエルたち」です。春の麗らかな陽気に誘われて、健気に咲く花の周りに集まってきました。人々の足元に暮らすカエルの歌声と、日々を大切に生きる人々の暮らしがささやかにつながっていく物語です。

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