2021年9月~11月にかけて、大阪・東京・福岡の3都市にてミュージカル『ナイツ・テイル-騎士物語-』が上演されることが決定した。
シェイクスピア最後の作品として知られる『二人の貴公子』(共作・ジョン・フレッチャー)を、世界的演出家ジョン・ケアードの脚本・演出により、堂本光一と井上芳雄の初タッグをえてミュージカル化、2018年7・8月に帝劇にて世界初演となったミュージカル『ナイツ・テイル-騎士物語-』。
ジョン・ケアードは、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの名誉アソシエイト・ディレクターであり、同カンパニーで20余りのシェイクスピア劇や古典、新作劇を手がけている。また、ミュージカル『レ・ミゼラブル』の潤色・演出をロンドン初演から担当。世界各地で、ストレート・プレイ、ミュージカル・オペラの脚本・演出を手がける演出家だ。日本でも『レ・ミゼラブル』を初演から手がけ、大ヒットの礎を築き、井上芳雄主演の『ダディ・ロング・レッグズ』など数多くの作品を手がけている。そんなジョン・ケアードが堂本光一の『SHOCK』にインスパイアされて企画した『二人の貴公子』のミュージカル化。堂本光一、井上芳雄に加え、音月桂、上白石萌音、岸祐二、大澄賢也、島田歌穂らが出演した初演は、絶賛を博した。
コロナ禍においては、2020年夏、メインキャスト7名をそのままにコンサートバージョンを開催。新型コロナ感染予防に備えた演出や入場者数の制限など対策を万全に行われたミュージカル『ナイツ・テイル』inシンフォニックコンサートは、東京フィルハーモニー交響楽団との共演で全13公演が行われ、全ナンバーがリアレンジ、堂本と井上が演じるパラモンとアーサイトそれぞれの新曲も初披露された。
2018年の世界初演、2020年のシンフォニックコンサートを経た今年の公演は、コンサート版で新たに生まれた新曲も盛り込んだ『ナイツ・テイル』の「完成形」ともいえる再演となる。今回は、帝劇での公演にくわえ、大阪・梅田芸術劇場と福岡・博多座での初上演が実現する。
堂本光一コメント
井上芳雄コメント
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