広告・取材掲載

広告・取材掲載

ピアニスト・及川浩治による伝説のコンサートが22年の時を経て復活 『「ショパンの旅」1999年オリジナル版』が東京・大阪で開催

アーティスト

SPICE

『及川浩治ピアノ・リサイタル「ショパンの旅」1999年オリジナル版』

『及川浩治ピアノ・リサイタル「ショパンの旅」1999年オリジナル版』

2021年9月26日(日)東京 サントリーホール、10月31日(日)大坂 ザ・シンフォニーホールにて、『及川浩治ピアノ・リサイタル「ショパンの旅」1999年オリジナル版』が開催されることがわかった。

毎年、サントリーホールやザ・シンフォニーホールを始め、全国でリサイタルを開催しているピアニスト・及川浩治。近年、ますます充実した演奏活動を見せており、昨年は、ショパンの「雨だれ」やベートーヴェン:交響曲第 5番「運命」ピアノ版〈リスト編〉などの名曲・大曲を披露し、『指が筆のように音を綴り、まさに“ピアノの詩人”のショパン節』『期待通り、いや凌駕とも言えるベートーヴェン』『管弦楽の響きを彷彿とさせるなど、及川の揺るぎないテクニック』(「音楽の友」2021年1月号)など絶賛を受けた。

そんな及川が、2021年におくるのが『「ショパンの旅」1999年オリジナル版』。1999年ショパン没後150年に及川が企画したのが「ショパンの旅」で、ショパンの儚くも濃密な生涯を“語り”と“名曲”で辿る“旅(コンサート)”というコンセプトは、及川の名演と相俟って各地で大評判となり、全国で3万5千人以上を動員するなど、クラシック・コンサートとしては破格の大規模ツアーを実現した。

及川浩治  (C)Yuji Hori

及川浩治  (C)Yuji Hori

及川を不動の人気ピアニストへと押し上げた「ショパンの旅」は、その後シリーズとなり、2005年、2010年、2014年と、内容はそのたびに変えながらライフワークのようにして続けられてきた。今回は、その原点である1999年のオリジナル・プログラムを22年ぶりに再現。「革命」「別れの曲」「華麗なる大円舞曲」「雨だれ」「小犬のワルツ」「英雄ポロネーズ」「舟歌」など名曲中の名曲全17曲で構成されており、ショパンの人生と、その音楽の素晴らしさを余すところなく体感いただけるプログラムとなっている。また同時に、オリジナル版と向き合うことで、いまやベテランの域に達した及川が自分自身の原点を再び見つめなおす旅でもあるそうだ。

22年前からずっと聴いている方も、今回初めて体験するという方も、ショパンの、そして及川の魅力を存分に感じられるのが本コンサート。美しくも深遠なショパンの世界を、あえて今、原点と向き合う及川の真摯な演奏で堪能しよう。

及川浩治  コメント

及川浩治 (C)Yuji Hori

及川浩治 (C)Yuji Hori

1999年は私にとって転機となる特別な年になりました。ショパンの没後150年の年で、2月から始まった「ショパンの旅」ツアーは信じられないほど沢山のお客様に聴いていただけたのです。
「ショパンの旅」というタイトルを考え、自分で台本を書き、音楽と朗読でショパンの人生を辿る「旅」-というコンセプトで作り上げたコンサートです。これほど時間を費やして企画を考えたのは初めてでした。今年度のリサイタル・ツアーをオール・ショパンで、というお話をいただき、22年前のプログラムと台本を復刻することにしました。
ショパンの音楽は素敵ですが、多くの曲は精神的な深みや悲しみに満ちています。このプログラムではショパンの初期から晩年の作品までの有名曲を中心にしていますので、お客様にも聴きやすい選曲だと思います。ショパンの多彩な音楽からその一面を感じ楽しんで頂けることを願っています。

関連タグ

関連タグはありません