フィッシュマンズ デビュー30周年記念、1st〜3rdアルバムのリマスターハイレゾ音源を重量盤LPとして発売決定
1991年4月21日にシングル「ひこうき」にてデビューし、今年30周年を迎えたフィッシュマンズ。それを記念し、1stアルバム「Chappie, Don’t Cry」、2ndアルバム「King Master George」、3rdアルバム「Neo Yankees’ Holiday」のリマスターハイレゾ音源が、初の180g重量盤LPとして8月4日に発売することが決定した。
フィッシュマンズサウンドを担った名エンジニアzAkと職人技で人気のエンジニア、KIMKEN(木村健太郎)が、2016年にリマスターしたハイレゾ音源を、アナログLPのマスターとして初採用。初の重量盤(180g)LP仕様となった。
フィッシュマンズは、レゲエ、ダブ、ロックステディを基調に、ロック、ファンク、ヒップホップなどの要素を溶け込ませた、ハイブリッドなサウンドが特徴的な孤高のバンド。唯一無二のボーカルで曲作りの中心であった佐藤伸治が1999年に早逝してしまったが、上白石萌音がフィッシュマンズの代表曲「いかれたBABY」をカバーするなど、21世紀に入ってなお多くのミュージシャン、クリエイター、新世代リスナーからの熱い愛を集め続けている。オリジナルメンバーで現東京スカパラダイスオーケストラのドラマー・茂木欣一らが佐藤伸治の楽曲を鳴らし続け、また動画配信、サブスクリプション・サービスによって、新たな感覚でフィッシュマンズの音楽を楽しむファンが国内外に広がっている。
その想いを受けるかのように、クラウドファンディングで実現した172分に及ぶドキュメンタリー作品『映画:フィッシュマンズ』が、ついに7月9日より全国ロードショーとなる。
それと同時に10年に満たない年月で残した渾身の作品を、ポニーキャニオン、ユニバーサルから再発売することで、新旧のファンがフィッシュマンズの軌跡をたどっていくことができる。