中村佳穂、細田守監督最新作『竜とそばかすの姫』の主人公・すず/ベル役で出演
中村佳穂が、細田守監督最新作『竜とそばかすの姫』の主人公・すず/ベル役としての出演、そして物語の軸となる劇中歌を担当することが発表された。
スタジオ地図が贈る細田守監督最新作『竜とそばかすの姫』では、かつて『サマーウォーズ』で描いたインターネット世界を舞台に、『時をかける少女』以来となる10代の女子高校生をヒロインに迎えた。
そこで紡ぎ出すのは、母親の死により心に大きな傷を抱えた主人公が、“もうひとつの現実”と呼ばれる50億人が集うインターネット上の仮想世界「U(ユー)」で大切な存在を見つけ、悩み葛藤しながらも懸命に未来へ歩いていこうとする勇気と希望の物語。現実世界と仮想世界。
2つの世界、2つのアニメーション。細田作品ならではのリアル×ファンタジーの絶妙なマリアージュと、かつてない圧倒的スケールの物語を実現させるため、スタッフキャストチームには、役者、音楽、デザイン、アニメーション、CGなど各ジャンルから多様性溢れる才能が集結した。
以前から中村佳穂の楽曲「そのいのち」(2018年リリースアルバム「AINOU」収録)に心打たれ数年前にライブにも足を運ぶなど親交のあった細田監督だが、監督自らが「すずを見つけ出す」と意気込んで開催された本作品のオーディションで、監督を始めその場にいた誰しもが息をのんだ中村佳穂の圧倒的な歌声とその存在感は、まさに唯一無二、すずそのもの。「彼女こそすずだ!」と大絶賛され、今回の出演が決定した。
また、すずの同級生役を成田凌、染谷将太、玉城ティナ、幾田りらが、そしてベルが「U」で出会う個性豊かなキャラクターに森川智之、津田健次郎、小山芙美、宮野真守と超豪華声優陣が出演、さらに主人公すずを見守る合唱隊メンバーに森山良子、清水ミチコ、岩崎良美、中尾幸世、坂本冬美、父親役に役所広司が発表されている。
細田守監督作品ならではの多彩な超豪華キャストの中で、今回演技初挑戦ながらも主役を演じる中村佳穂の演技と、聴くものの心を惹きつけてやまない歌声に期待だ。