ビーチ・ボーイズ、「サンフラワー」「サーフズ・アップ」期の未発表音源108曲を含む全135曲収録の5CDボックス・セットを7/30発売
ビーチ・ボーイズの16枚目と17枚目のアルバム「サンフラワー」(1970)と「サーフズ・アップ」(1971)は、当時は過小評価されることもあったが、現在は名盤としてその影響力の強さが語られている。リリースから50年、ビーチ・ボーイズのキャリアにおいて重要な1969~1971年を振り返るにふさわしいボックス・セット「フィール・フロウズ:サンフラワー&サーフズ・アップ・セッションズ1969-1971」が7月30日にリリースされることになった。
5CDボックス・セットは未発表音源108曲を含む全135曲を収録。オリジナル・アルバムの最新リマスター音源、ライヴ音源、デモ音源、ラジオ・プロモ・スポット、オルタネイト・ヴァージョン、オルタネイト・ミックス、バッキング・トラック、ア・カペラ・ヴァージョンが収録される。
パッケージは48ページのブック型で、レア写真、手書き歌詞やテープ・ボックスの画像、メンバーの当時のインタビュー発言を交えた英文ライナーなどが掲載される。2013年にグラミー賞「最優秀ヒストリカル・アルバム」を受賞した「スマイル(コレクターズ・ボックス)」(THE SMILE SESSIONS [DELUXE BOX SET])と同じくマーク・リネットとアラン・ボイドが編集を担当した。
2CDは未発表音源34曲含む全56曲を収録。LPとデジタル配信でもリリースされる。
そして今作から、「サーフズ・アップ」のために録音され50年間未発表だった曲「ビッグ・サー」(Big Sur)が、本日先行リリースされた。