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The Brow Beat、メジャーデビューシングル「ハレヴタイ」リリース記念生配信レポート到着

アーティスト

俳優の佐藤流司が、アーティスト・RyujiとしてPENICILLINのHAKUEIと結成したバンドプロジェクト・The Brow Beat。2018年に活動開始して以来、3作のアルバムをリリースし、日比谷野外大音楽堂でのワンマンライブ、Zeppツアーを行うなど注目を浴びてきた彼らが、メジャーデビューシングル「ハレヴタイ」のリリースを記念して、6月6日に生配信イベントを行なった。

司会進行を務めるのは、バンド・NoGoDのボーカリストであり、MCとしても幅広く活躍する、おなじみ白塗りフェイスの団長。テンポよく軽快なトークでRyujiとHAKUEIを呼び込めば、ステージが一気に華やぐ。

Ryuji「よろしくお願い四万十川」
HAKUEI「よろしくお願いしマイケル・ジャクソン」

美麗なヴィジュアルに反して、百戦錬磨の団長をも戸惑わせてしまう2人の挨拶。バンド結成の経緯を団長に聞かれても、「46億年前に地球が誕生して、プランクトンが……」とRyujiが真顔で話し始めたりして、まさかの滑り出しである。

俳優業で成功を収める一方、少年時代から変わらずロックを愛するRyuji。そんな彼の「バンドがやりたい」という熱意を正面から受け止めたHAKUEI。The Brow Beat結成後、HAKUEI は主にプロデューサーとして関わってきたが、メジャーデビューシングル「ハレヴタイ」は本格的なツインボーカルに。「ツインボーカルでガッツリ歌っています」とRyujiは本当に嬉しそうだ。Ryujiのボーカルについて、「太くてよく通るし、倍音があってハスキーさもある歌声。俳優さんが片手間にやっているレベルではない」と賛辞を送るHAKUEI。「PENICILLINや自分のソロでは自分が常に真ん中にいるわけですけど、“一歩引いたポジション”への憧れも実はあって。「ハレヴタイ」では、Ryujiくんより半歩下がって歌うからこその自由度を感じているし、聴く人にはRyujiくんと僕のハイブリッド感を楽しんでもらえると思います」というHAKUEIの言葉からも、The Brow Beatの面白さが伝わってくる。

そんなThe Brow Beatが新たな扉を開く「ハレヴタイ」は、テレビ東京系列アニメ「遊☆戯☆王 SEVENS」の新オープニングテーマに相応しい高揚感、突破力に貫かれたナンバーだ。「子どもの頃からアニメソングが大好きで、いつか自分もその作品にぴったりな、“ワクワクするような楽曲を書いてみたい”という想いをずっと抱いていまして。今回、作品ありきで楽曲を作る機会をいただいて嬉しかったし、アニメを観る子どもたちのテンションをオープニングで高められたらいいなと思っています」と語ったのは、作曲を手がけたHAKUEI。HAKUEIと共に作詞したRyujiは、「これまでネガティブな歌詞ばかりを書いてきた僕としては、“仲間、勇気、希望”がテーマの歌詞を書くのに頭を悩ませつつ(苦笑)……しっかり作品の内容を掘り下げて、その世界に寄り添ったワードを入れるという挑戦をしてみれば、楽しさも感じました」と、確かな手応えを滲ませた。

「和服、コルセット、スーツなど、多文化を盛り込んだ」という新衣装をまとう2人は、音楽面はもちろん、ヴィジュアル面でもとことんこだわる。「僕はもともとヴィジュアル系が好きだし、見た目でも世界観を表現したくて。俳優として舞台に立つときには役に合わせたメイクをして衣装を着ますけど、The Brow Beatでは好きなようにメイクをして、衣装に関してもアイディアを出させてもらっています」というのは、Ryujiの言葉だ。「新衣装の中性的なスタイリングで、子どもたちの初恋を奪ってやろうと(笑)」とRyujiが言えば、「僕はトラウマを植え付けてやろうかと。小学校でアイパッチが流行らないかな(笑)」と“らしさ”を漂わせるHAKUEI。「遊☆戯☆王 SEVENS」の世界観を重視した白い衣装のアーティスト写真も公開されたが、「遊☆戯☆王」好きの子どもたちに、The Brow Beatという存在が強烈に刻まれることは間違いない。

なお、シングル「ハレヴタイ」はType A、Type B、Type C、Type Dの4パターンでリリース。Type AにはRyujiが作詞・作曲を手がけた新境地的な「21グラム」、Type Bには「シンデレラ」を収録。HAKUEIいわくどちらも「子どもが聴いちゃ駄目な曲」という。Type DにはHAKUEI作詞・作曲を手がけた「Grind age」が収録される。ジャケットヴィジュアルも4パターンそれぞれで、どうしたってコンプリートしたくなってしまう。

そして、「Ryujiくんがたびたび口にする「ロックシーンを昔に戻したい」という言葉が、僕の胸にすごく響いていて。今のご時世、インディーズとメジャーの垣根は曖昧ですけど、メジャーレーベルとしっかりタッグを組んで、自分たちの音楽や表現をしっかり世の中に広めていくのは、ロックバンドとして夢があるなと思っています」と言い切ったHAKUEI。意志あるところに、道は拓ける。

Ryuji「生配信、観ていただいてありがとうございました。今後ともThe Brow Beatをよろしくお願い四万十川」
HAKUEI「新しいスタイルのバンド・The Brow Beatを、これからも温かく見守ってください。よろしくお願いしマイケル・ジョーダン」

ファンに向けた最後のメッセージで、お気に入り(?)のフレーズを重ねるRyujiと、アレンジを加えてくるHAKUEI。なんとも絶妙なコンビネーションだ。響き合う無比の感性は、これからもさまざまな場面で相乗効果を生んでいくだろう。

「ハレヴタイ」が新オープニングテーマとなる「遊☆戯☆王 SEVENS」は6月20日より放送され、6月21日の0:00より「ハレヴタイ TV Size Ver.」のデジタル配信がスタート。7月7日に「ハレヴタイ」がシングルCDとしてリリースされ、同日&10月10日にリリースイベント開催、多くの雑誌にインタビュー記事が掲載されるなど、楽しみな予定が目白押しだ。

「バンドとしては、今後も変わらず好きにできたら満足。ロックバンドなので、日本武道館に立ちたいという想いは強くあります」と夢を語ったRyuji。「メジャーのステージに相応しいキャッチーなナンバーから、The Brow Beatらしいエッジの効いたナンバーまで、幅広く提示していきたいです」と決意を新たにしたHAKUEI。溢れ出る表現力に突き動かされるThe Brow Beatに注目だ。

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