ローランド、ライブ配信とリアル・イベントの同時実施に最適なビデオ・スイッチャー「V-160HD」を7月発売
ローランドは、ストリーミング(動画配信)に必要な映像/音声出力および合成機能のほか、本番中の操作の負担を軽減する自動化機能などをポータブル・サイズの本体に詰め込んだストリーミング・ビデオ・スイッチャー「V-160HD」を、7月下旬に発売する。
昨今、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、企業のプレゼンテーションや株主総会、音楽ライブなど、ライブ配信やバーチャルで実施する「オンライン・イベント」と、会場に集客して対面で行う「リアル・イベント」を組み合わせた“ハイブリッド・イベント”の形で開催されるケースが増加している。
感染拡大防止の観点より各業界団体等でハイブリッド・イベントのガイドラインも策定されており、対応が急務となっているが、そのような中、業務用機材の操作に習熟した技術者は不足している状況で、技術者を確保できたとしても、ガイドラインにより会場へ入るスタッフの人数を制限される場面もみられる。
今回発売するV-160HDは、今後一般的になることが予想されるハイブリッド・イベントに最適なストリーミング・ビデオ・スイッチャー。16つの映像入力/7つの映像出力対応のV-160HDは、多種多様な映像信号を入力して、ライブ配信(オンライン)とイベント会場に設置した大型画面(リアル)のそれぞれに適したフルHDの映像を出力。この1台から多くの視聴者、観客へ発信することができる。
また、さまざまな一連の操作を事前に記録して自動化することにより、本番中の複雑な操作や作業の負荷を軽減。少人数でもオンラインとリアルでの業務を同時に遂行でき、煩雑になりがちなオペレーションをサポートしながら多彩な演出を実現する。