角松敏生、横アリでデビュー40周年記念ライヴ 大盛況のうちに終了
デビュー40周年を迎えたシンガー・ソングライターでプロデューサーの角松敏生が、6月19日に神奈川・横浜アリーナで記念ライブを開催した。
新型コロナウィルス感染拡大防止のガイドラインに従い、会場規定の収容人数による集客ではあったものの、事前に全てのチケットはSOLD OUT、当日券の発売も全く無いという、40周年にかけるファンの期待は相当のものだった。
角松の周年ライブは、直近5年間の活動を凝縮する企画、そして、今までの軌跡を観客と共に振り返る一期一会の時間となっている。今回はガイドラインに従い、途中2回の休憩を挟まなければならない都合上、三部構成のステージとなった。
第一部は「Summer Medicine with The Big Band」と題し、2017年にリリースした30年前のギターインストアルバムをリメイクした「SEA IS A LADY 2017」、2018年は同様の企画にて30年前にプロデュースした
ビッグバンドのアルバム企画を角松版で再構築した「Breath From The Season 2018」を中心に構成。40周年ライブ、オープニングを飾るコーナーは、あの「キラキラした夏」を思い出す楽曲を豪華なビッグバンド編成で、
インストあり歌ものありと華やかでアグレッシヴなステージとなった。
第二部は「東京少年少女異聞」。音楽のライブが表現の司令塔となり、ダンスやアクトなど異なるエンターテインメントの技を束ねていくという、角松自身新しい試みとして考える複合エンターテインメントのプロトタイプを披露。
角松自ら脚本、演出、総指揮を手掛けた。そのテーマとして選ばれたのが2019年に発表した架空のミュージカルトラック「東京少年少女」。角松版「東京少年少女」を横浜アリーナのステージで見事に作り上げた。
第三部は「40th Anniversary Past & The Future」。デビュー曲「YOKOHAMA Twilight Time」からスタートし、各年代にリリースしたアルバムから1曲ずつ選曲し、次から次へとノンストップで演奏。
「TAKE YOU TO THE SKY HIGH」では、残念ながらコロナ感染防止対策の為、恒例の紙飛行機を飛ばす事は出来なかったが、お客さんのエア紙飛行機が印象的だった。終盤「ILLUMINANT」「WAになっておどろう」では、
ハローキティ、ディアダニエル、ポムポムプリンが応援に駆けつけ会場は一気にヒートアップ、東京少年少女ダンサーズと共にステージを彩り5時間を超える40周年ライブは無事終演を迎えた。
このスペシャルライヴの模様は、8月29日にWOWOWで独占オンエアされることが決定した。
セットリスト
ACT-1
- WAY TO THE SHORE
- SEA LINE
- Lady Ocean
- MIDSUMMER DRIVIN’
- AIRPORT LADY
- RAIN MAN
- You’re My Only Shinin’ Star
- A Night in New York
- Gazer
- SHIBUYA
- 浜辺の歌
- Morning After Lady
ACT-2
- I CAN GIVE YOU MY LOVE
- CATCH ME
- Interlude
- Tokyo Tower
- to be or not to be
- LIVE
- 風車
- 大人の定義
- 恋ワズライ
- Believing
- My Sugar
- Smile
- まだ遅くないよね
- 夜の蝉
- TWO OF YOU
- Always Be With You
- THE LIFE
- 東京少年少女
- It’s So Far Away
ACT-3
- YOKOHAMA Twilight Time
- RUSH HOUR
- OFF SHORE
- IF YOU
- I Can’t Stop The Night
- RAMP IN
- Take It Away
- REMEMBER YOU
- 飴色の街
- ALL IS VANITY
- さよならなんて絶対言わない
- 君をこえる日
- Never Gonna Miss You
- Girl in the Box
- TAKE TO THE SKY HIGHT
- CAT WALK
- ILLUMINANT
- ILE AIYE~WAになっておどろう~
- No End Summer