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ピンク・フロイド、もう一つの「箱根アフロディーテ」未発表映像を一部公開

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「原子心母(箱根アフロディーテ50周年記念盤)」ボーナス映像「Scott & Watts」

50年前のピンク・フロイド初来日公演「箱根アフロディーテ」での映像を収録した、「原子心母(箱根アフロディーテ50周年記念盤)」(2021年8月4日発売)のボーナス映像として収録される未発表映像の一部が公開された。

箱根アフロディーテのステージ設営時の模様を収めた映像はこれまでに一度も世に出たことがなく史上初公開となる。

なお、今回公開されるプロモーション用映像には音声を収録していないが、実際の商品映像の背景には「エコーズ」が使用されている。

今回新たに発掘された「原子心母(箱根アフロディーテ1971)」の16mmフィルムとともに、もう一つ、「Scott & Watts」と題された、ピンク・フロイドの当時のクルーを追った約3分のB-roll映像。

この映像はフィルム撮影時に世話になった当時のサウンド・エンジニアのピーター・ワッツ(映画『マルホランド・ドライブ』「ザ・リング」にも主演した女優ナオミ・ワッツの父)とロード・マネージャーのブライアン・スコットのために、初来日の記念として編集してプレゼントした全くプライベートな映像だったそうで、宿泊ホテルから機材を積んでトラックで箱根へ向かう模様、現地で前日の大雨のためトラックが泥濘(ぬかるみ)にはまり、動けなかったところを現地の人たちがブルドーザーなどを駆使しして牽引している様子他、前日のステージの設営の模様、1971年8月9日の大阪・フェスティバルホールのライヴ写真などを収録。当時の会場設営風景などの映像を垣間見ることができるのは史上初。約3分ほどのプライベート短編映像ながらも、歴史の1ページを切り取った貴重なドキュメントといえる。