ジャックス、1968年絶頂期のライブ盤を8月に正式発売 トレーラー公開も

ジャックスが、1968年絶頂期のライブ盤「2nd Jacks Show, Jul. 24, 1968」を8月18日に発売決定。本日トレーラーを公開した。
本作は、デビュー・アルバム「ジャックスの世界」録音から2か月後(発売2か月前)に催された自主公演「第2回ジャックスショウ」(1968年7月24日 東京・お茶の水日仏会館ホール 共演:スージーQ、薔薇卍結社)のライブ録音。
1stアルバム「ジャックスの世界」より8曲、2ndアルバム「ジャックスの奇蹟」に収録される2曲、シングルのみの2曲、そしてアルバム未収録の「お前はひな菊」「由美子はいない」(後に若松孝二映画『腹貸し女』サントラアルバムとしてCD化)の2曲、以上、全14曲53分の録音は、1stアルバムと同じメンバーによる、しかし、水橋春夫脱退直前の貴重かつ壮絶なライブで、各曲とも完成度高く、これこそ決定版と言っても過言ではない内容となっている。
かつて、“一瞬のうちに煌めくようなあの閃光の音楽”と評されたとおりのまさに、日本ロック史における最重要かつ歴史的記録で、2枚のスタジオ・アルバムでは知ることのなかった、これがジャックス最高傑作となる。
同時期の世界的レベルから見てもサイケデリック〜アシッド・フォークとして最高水準の傑作ライブ・アルバムである。
谷野ひとしコメント
ジャックスは 1950年代のジャズ・ミュージシャンみたいなもの。テクニックはないけどチャーリー・パーカー方式。演奏中、お互いに音楽で会話してるんですよ。ショック受けたり、誰かが反応すると、それに反応したり。
桂ひろこ(木田高介の妻)コメント
あの頃木田は大学に居るよりも新宿の「ビザール」で過ごす方が多かったかと…。ミルト・ジャクソンよりボビー・ハッチャーソンが好きと言っていました。東京藝大の奏楽堂で卒業演奏代わりのヴィブラフォンの演奏が忘れられない思い出です。
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