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SKETCH SHOW、オリジナルアルバム3作品をコンプリートパッケージとして再発売 ライブDVDやブックレットを加えた豪華盤も

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SKETCH SHOW(細野晴臣・高橋幸宏)

高橋幸宏、細野晴臣によるエレクトロニカユニット・SKETCH SHOWのオリジナルアルバム全3作品が、コンプリートパッケージとして9月22日にリリースすることが発表された。

2002年に1stアルバム「audio sponge」を発売した際は、YMOの2人による新プロジェクトであること、しかも坂本龍一がゲスト参加することなどを含めて、音楽ファンたちを大いに湧かせたSKETCH SHOW。ユニットの活動は2005年頃までに留まるが、2002年から2003年にかけて「audio sponge」「tronika」「LOOPHOLE」とアルバムを次々に発表したほか、「WIRE02」「sonar 2003」「CYBERSONICA’03」「SUMMER SONIC 2004」など、国内外の多数の音楽フェスティバルに出演した。

さらに坂本龍一をメンバーに加えYMOメンバーが勢ぞろいしたHuman Audio Sponge(HAS)やその変名ユニットのHASYMO、2008年のYELLOW MAGIC ORCHESTRA名義でのヨーロッパツアーなど、2人の後の音楽活動の大きなきっかけとなった。

また2021年の7月には「audio sponge」「tronika」「LOOPHOLE」をそれぞれアナログ12inchで再発。若い音楽ファンやアーティストたちからも話題を集めていた。

今回発売される商品は、「audio sponge」「tronika」「LOOPHOLE」の3作品を巻き帯でコンプリートした通常盤と、三方背BOXに収められた初回限定“豪華盤”の2種類。豪華盤には3枚のCDに加え、2003年リリースのライブDVD「WILD SKETCH SHOW -SKETCH SHOW LIVE 2002-」を同梱する。

「WILD SKETCH SHOW -SKETCH SHOW LIVE 2002-」はSKETCH SHOWが2002年12月に東京・SHIBUYA-AXで行ったライブの模様を収めたもので、坂本龍一らのゲスト参加や、YMO「Pure Jam」「CUE」や、細野晴臣&イエロー・マジック・バンド「はらいそ」のカバーなど、見どころに溢れた映像作品だ。加えて、高橋と細野の放談を収載したブックレットも付属。結成の経緯から制作時の裏話、“SKETCH SHOWとはなんだったのか?”までが語られる。

最後のオリジナル作品である「LOOPHOLE」から約20年を経た現在でも、音楽ファンやアーティストから熱い支持を集めるSKETCH SHOW。今回のコンプリートパッケージでは、短い活動期間ながらシーンに大きなインパクトを残した彼らの足跡を改めて辿ることができる。

さらに、CD発売日と同日に、各音楽配信サービスにてストリーミング&ダウンロード配信も決定している。

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