須澤紀信、最新EP「遠近法」よりMV連続公開企画第4弾「パセリ」公開
最新EP「遠近法 -Reconstruction of perspective-」を7月末にリリースしたばかりのシンガーソングライターの須澤紀信が、本日、最新EPのリリースに合わせた企画としてファンや視聴者の中で大きな話題となっている“ミュージックビデオ連続公開企画”の第4弾として「パセリ」のミュージックビデオを公開した。
「考えたくもない」「希望のうた」「ドライフラワー」に続く4作目となるこの「パセリ」のミュージックビデオも、今までと同様に監督にスカイピース、ばんばんざい、なこなこチャンネル、しばなんチャンネルなど、数々のアーティストやYouTuberのミュージックビデオを手掛ける新進気鋭の映像監督 柴田海音(しばたかいと)を迎え制作。
今回は最新EP収録曲「パセリ」の歌のビデオ演出に合せて、須澤紀信のビジュアルを一新。本来ノーマルで正統派な印象の須澤紀信が一転、髪を緑とアッシュに染め、カラコンも装着、眉毛もカット、普段の優しい瞳ではなく鋭い瞳をライブシーンで披露している。恋の駆け引きをシニカルに捉えた楽曲の世界を、ドライな一面を表現しつつ、ビート感満載のアプローチにトライしている。ある意味、須澤紀信のもう一つの素顔と捉えられる作品となっている。
この「パセリ」が収録されている最新EPでは、1年前から続く新型コロナウィルスによって新しく生まれた、肘でのタッチ、マスク越しの会話、オンラインでの授業やテレワーク等、コロナ禍の「ニュースタンダード」とよばれる新しい「距離感」の中で、過去の常識との間で生まれた様々な「孤独」を須澤独自の視点を通して再構築した5曲を作品化。
特に今回の作品の核ともいえるTBS「王様のブランチ」7月度エンディングテーマにも採用された「希望のうた」は、このコロナ禍の中、「一人だけど孤独ではない、心だけでも寄り添っていられる」という、須澤が出した一番伝えたいメッセージが込められたナンバーとなっている。
その他、失って気づく別(わ)離(か)れの葛藤を2つの視点で描いた「ドライフラワー」「アソート -remix-」。恋の一瞬の高まりを熱く歌った「一匙の魔法」と、ストーリーテラーとしての才能が開花した新しい須澤紀信を感じられる5曲。今作から新たに音楽プロデューサーのヤマサキテツヤを迎え、作詞家も取り入れるなど、制作スタイルを一新。須澤のストレートなメッセージはそのままに、新しいサウンドに挑戦しているところも聴きどころとなっている。
また、今回のEPの発売を記念して「須澤紀信ワンマンライブ「再構築」」が8月28日に東京・渋谷TAKE OFF7にて開催が決定している。今回は昼夜2部制をとっており、昼の部はアットホームな弾き語り編で、来場者のリクエストに応えるコーナーもあるとのこと。夜の部は躍動感あふれるバンド編で、これまでとは違うアレンジで披露する楽曲に期待だ。
なお、今回は「パセリ」のミュージックビデオ撮影後の新しいビジュアルでライブに登場予定。昼夜どちらとも、ライブ配信を予定しているとのことなので公式サイトで詳細を確認のこと。