第233回芸劇シリーズ
日本フィルハーモニー交響楽団(日本フィル)が週末に池袋・東京芸術劇場でオーケストラの名曲を届ける『芸劇シリーズ』。2021年9月5日(日)、新シーズンオープニングとなる『第233回芸劇シリーズ』が開催される。出演は、日本フィル正指揮者の山田和樹と日本を代表するピアニスト清水和音。今年3月に初共演を果たし、その熱いセッションが大きな話題を呼んだ“最強タッグ”二度目の共演となる。
注目のプログラムは、オーケストラと華麗かつ重厚なピアノが息つく間もなく絡まり合う “ど”名曲、ロマンとエネルギーにあふれるラフマニノフのピアノ協奏曲第3番。そして、イギリスの作曲家・ホルストの代表作のひとつ《惑星》。「木星(ジュピター)」が最も有名な作品だが、火星、金星、水星、木星、土星、天王星、海王星の7つの惑星に1曲ずつ曲がつけられ、それぞれに占星術から着想を得た短い副題が付く、金管楽器の華やかなオーケストラの名曲だ。宇宙や数字に実は詳しい(?!)、そしてイギリスの名門オーケストラ、バーミンガム市交響楽団で首席客演指揮者を務める山田マエストロが、日本フィルとともにホールいっぱいにどのような壮大な宇宙を描くのか。熟練の清水と奏でるラフマニノフとともに注目だ。
山田和樹(C)平館平
清水和音(C)Mana Miki
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