SCANDAL、15周年アリーナライブを大阪城ホールにて開催&世界生中継 新曲リリースと対バンツアー開催も発表
8月21日に結成15周年記念日を迎えたSCANDALが、同日、大阪・大阪城ホールでワンマンライブ「SCANDAL 15th ANNIVERSARY LIVE「INVITATION」at 大阪城ホール」を開催した。
SCANDALは2006年大阪・京橋で結成し、結成当初、大阪城公園内の城天ストリートでライブを行っていた彼女たちにとって大阪城ホールは思い出深い会場。同会場でのワンマン公演の開催は7年ぶり、3回目の開催となった。未だかつて、結成15周年をオリジナルメンバーで単独アリーナライブが実施できたガールズバンドは、おそらく世界中を探してもSCANDAL以外に例がなく、本公演はガールズバンド史上、歴史的公演となった。
新型コロナウイルスの感染予防対策ガイドラインに則った上で有観客で開催された本公演のチケットは、一般販売で即日SOLD OUTとなるなど大きな反響があり、会場に駆けつけることができなかったファンのために、ライブの模様は国内を含め、全53カ国でも生中継され、世界中のファンがチャット機能で結成15周年をリアルタイムで祝福した。
本公演では、映像の一部をクリエイティブカンパニー NAKED,INC.が手掛けるなど、色彩豊かな美しい映像が演出を彩り、来場者に配布された楽曲に合わせてカラフルに点滅するPIXMOB(リストバンド式ペンライト)によって、ファンも一体となってライブ演出を盛り上げた。
ライブは、今年3月にリリースした新曲「eternal」で幕を開け、「A.M.D.K.J.」「瞬間センチメンタル」「SCANDAL BABY」「テイクミーアウト」などといったライブ人気曲のほか、久々の披露となったインディーズ時代に発表したナンバー「カゲロウ」や大阪城ホールでの景色を思い浮かべて作られた「one piece」など、本公演ならではのラインナップもありつつ、未発表の新曲2曲を含む新旧織り交ぜた全19曲を披露した。
ラストの「マスターピース」では、メンバーの感謝の気持ちを綴った手書きメッセージが印刷された銀テープが会場に舞い落ちる中、約2時間にわたるライブは終了となった。アンコールでは、9月29日に2021年第3弾シングル「one more time」をリリースすることをサプライズで発表し、同曲の初披露も行った。
楽曲は、ナチュラルに音楽を楽しむ、今のSCANDALのポジティブなマインドが詰まった希望に満ちたポップナンバー。今作の形態は、前作のシングル「eternal」「アイボリー」と同様、CD、Tシャツ付CDのほか、カセットテープ、7インチアナログなどのグッズを同時に発売し、発売日よりストリーミング、ダウンロードサービスでも配信リリースとなる。シングルの予約特設サイトがオープンし、各商品の予約受付がスタート。各商品ともに数量限定商品となるため、数量に達し次第、予約終了となる。
さらに、ライブ終了後には、10月より全国4箇所を巡る対バンツアー「SCANDAL TOUR 2021「SCANDALの対バンツアー」」を開催することも発表。東京公演はCHAI、仙台公演はindigo la End、広島公演は佐藤千亜妃、福岡公演はVaundyが出演となる。
また、結成15周年を記念して今年2月よりWEB上で実施していた楽曲人気投票「VOTE YOUR BEST SONG」の最終結果も発表。TOP3は、結成10周年にも行われた楽曲投票に引き続き「SCANDAL BABY」が1位に輝き、2位にギターのMAMIがメインボーカルを務める「声」、3位にロックチューン「A.M.D.K.J.」が選ばれた。なお、上位30曲で構成したプレイリストも公開となっている。