五感で体感するRPG「グランサガ」がオンラインショーケースを公開、梶裕貴・鬼頭明里・下村陽子・天野喜孝らが思いを語る

NPIXELは8月19日、スマートフォン向けRPG「グランサガ(Gran Saga)」のオンラインショーケース先行上映会・先行試遊体験会を秋葉原で開催した。
「グランサガ」は、NPIXELとGAMEPLEXの2社で制作・運営を行う初のタイトル。リリース時期は年内の予定で、マルチプラットフォームでの展開も行う。
同作は、王道のRPGをベースに、アニメーションを見ているような美しいグラフィック、徹底的にこだわって作られた音楽などが特長だという。梶裕貴さん、鬼頭明里さんら声優陣によるフルボイスストーリーも魅力の一つで、参加声優は80人以上。
ゲーム内BGMをはじめ全音楽制作を、「ストリートファイターII」「キングダム ハーツ」シリーズ、「暁に咲く- Blooming in the Dawn -」(ラグビーワールドカップ2019選手入場曲)などの代表作で知られる下村陽子さんが担当した。
イラストやロゴデザインを、「ファイナルファンタジー」キャラクターデザインなどで知られる天野喜孝さんが手掛けるなど、全ての領域において選りすぐりのアーティストを用意したという。
「オンラインショーケース」は、「グランサガ」の世界と現実世界を融合させた美しい世界観を、映画さながらのクオリティで届けるという。映像は8月19日13:00から、公式サイトと公式YouTubeでも公開している。
「オンラインショーケース」ではゲーム紹介のほかにも、天野喜孝さんや下村陽子さんのインタビューや、主人公ラスの声優を務める梶裕貴さん、セリアードの声優を務める鬼頭明里さんが作品への思いについて語ったほか、アーティストのKOKIAさんが歌う主題歌「命の物語」も披露された。
「オンラインショーケース」のホストMCは俳優・声優の津田健次郎さんが担当。津田さんはゲーム内のナレーションも行うという。

下村陽子
オンラインショーケースに登場した下村陽子さんは、同作の世界観を表現するために最も大事にしたことについて「大変美しいグラフィックが凄く印象的だったので、そのグラフィックに相応しい壮大な音楽を作りたいと思った」と明かした。
同作のために50曲以上を制作し、チェコのドヴォルザークホールでフィルハーモニーの生演奏で収録を行った。
生演奏にこだわった理由について下村さんは、「今は生演奏じゃなくてもパソコン上で音源を使って壮大な曲を作りやすい環境になっているが、生演奏は他には変えられない凄いパワーがあると思っている。オーケストラは50人や100人など沢山の人が合わせてできるものなので、「グランサガ」の壮大な世界観を表現するには、生のオーケストラでぜひ収録させていただきたいと希望した」と思いを語った。

天野喜孝
「グランサガ」のブランドロゴを手掛けた天野喜孝さんは、同作について「ファンタジーの王道、ど真ん中の世界だと思うので、思い切って表現できれば面白い世界ができるのではと思った」とコメント。プレイする人たちに向けては「体験というか楽しんでもらえるのが一番だと思う。緊張感あるし冒険だし、十分すごく楽しめる世界だと思うので、波乱万丈な人生を歩んでください」と呼びかけた。

梶裕貴、鬼頭明里
オンラインショーケースに登場した鬼頭明里さんは、作品について「この作品はものすごく映像が綺麗で、演じたセリアードの表情や技や、背景が本当に素晴らしく、そういう映像を見ながら演技させていただく収録は、いつも以上に気持ちが入った」と振り返った。
梶裕貴さんは同作について、「いろんなキャラクターとのドラマが数多く用意されている。この作品に欠かせないのがグランウェポンなのだが、本当にかっこいい。個人的に下村陽子さんの楽曲が非常にゲーマーとしてテンションが上がる部分。台詞、グラフィック、音楽もそうだが、下村陽子さんの楽曲は作品に関わりたいと思った要素の一つと言っても過言ではない」と熱を込めて語った。
8月19日の事前登録受付開始に合わせ、キービジュアル公開や、公式サイトの大幅アップデートも行われた。公開された情報は、「グランサガ」を象徴する英雄の魂が宿る武器「グランウェポン」のバックグラウンドストーリーや、ゲーム内コンテンツなど。公式Twitterでは事前登録開始を記念したプレゼントキャンペーンも開催されている。
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