ローランド、独自の立体音響テクノロジーを採用した完全ワイヤレスのヘッドホン型ベースアンプ「WAZA-AIR BASS」を発売
ローランドは、ボス(BOSS)ブランドの完全ワイヤレスのヘッドホン型ベースアンプ「WAZA-AIR BASS」を10月に発売する。
WAZA-AIR BASSは、2019年に発売し大きな反響を呼んだワイヤレス・パーソナル・ギターアンプ・システム「WAZA-AIR」の基本コンセプトをそのままに、搭載アンプ、エフェクトをベース用に最適化。さらに、効率的な練習をサポートするリズム機能を追加したベーシスト専用モデル。
一般的にベースなどの低い周波数の音は壁や床に伝わりやすく、アンプを使用した演奏や練習は、音量に配慮が必要な自宅などの環境では簡単ではない。音漏れしないようにヘッドホンを使用した場合ではサウンドから臨場感が失われる傾向があり、また長時間の使用は耳への負担も大きくなる。
WAZA-AIR BASSは、独自の立体音響テクノロジーにより、ヘッドホン・タイプでありながら自然な音の広がり、共鳴、そして楽器が鳴ることで生まれる「空気の動き」まで体感することができる。内蔵のジャイロ・センサーによりプレイヤーの頭部の動きを感知し、その動きに合わせて音の響き方やアンプ・サウンドの定位が変化。スタジオでベースアンプを鳴らした時のような部屋鳴り感や、アンプのサウンドとストリーミング再生した楽曲のサウンドが背後から聴こえ、まるでバンドをバックに配してステージでパフォーマンスしているかのような感覚を楽しむことができる。
WAZA-AIR BASSは、スマートフォンとのBluetooth接続に対応し、オーディオ・ストリーミングや、専用アプリ「BOSS TONE STUDIO」を使用した音色エディットも全てワイヤレスで行うことができる。さらに、内蔵リズムとしてメトロノームやアコースティック・ドラムなど、豊富なパターンを搭載し、リズム感を養うトレーニングなど練習をサポートする機能も充実している。