高橋幸宏、80年代前半ソロワークに光を当てるリイシューシリーズの入門編コンピ「GRAND ESPOIR」CDとLPで発売決定 選曲とマスタリングは砂原良徳
高橋幸宏がYMOの社会現象的ブレイクを経て、ソロアーティストとしてのアイデンティティーを確立したと言える80年代前半のソロワーク(「音楽殺人」〜「四月の魚」サントラ)に焦点を当てたリイシューシリーズがこの秋に始動する予定。それに先駆けて入門編コンピレーション盤「GRAND ESPOIR(グラン・エスポワール)」がCDとLPで同時リリースされることが決定した。発売予定日は10月27日。
タイトルはアルバム「ニウロマンティック」(1981年)収録曲「大いなる希望 -Grand Espoir-」に由来する。選曲とマスタリングには砂原良徳が起用された。2枚組のLPとCD版のDisc 1は同内容で、1980〜85年のソロ作品から代表曲、重要曲を収録。LPのカッティングは米国の名匠エンジニア、バーニー・グランドマンが手がける。CD版のDisc 2は同時期の他アーティスト提供曲、プロデュース作品、企画アルバムからの選曲で、高橋幸宏の多彩な魅力を伝える内容。アートディレクション〜デザインはTOWA TEI、ジャケットアートワークは国際的にも評価の高い美術家・TOMOO GOKITAが担当。2018年のYMOコンピレーション盤「NEUE TANZ」の制作陣が再び集結し、高橋幸宏の長きにわたる活動を寿ぐ企画となっている。