ソウル・フラワー・ユニオン、初期の最高傑作「エレクトロ・アジール・バップ」をアナログ盤2枚組で再発 ボーナス・トラック6曲追加
11月27日に開催される「レコードの日」参加作品として、ソウル・フラワー・ユニオンが1996年にリリースした3rdアルバム「エレクトロ・アジール・バップ」がアナログ盤2枚組として発売される。
この「エレクトロ・アジール・バップ」は、当時より名作の呼び声も高く、後に多くのアーティストがカバーすることとなる「満月の夕」や、2000年代にはフジロックのテーマ曲のようにも扱われた「海行かば 山行かば 踊るかばね」をはじめ、「エエジャナイカ」「平和に生きる権利」など、その後のソウル・フラワー・ユニオンのライブ・キラー・チューンとなる名曲が多数収録されていた。
今回のアナログ化にあたって「2LPデラックス・エディション」と銘打っている通り、オリジナル13曲に加え、当時シングルでしか聴けなかった6曲がボーナス・トラックとして追加され、全19曲収録の豪華2枚組となっている。「Soul Flower Vinyl Reissue Series Vol.1」とされたこの作品、今後、ソウル・フラワー・ユニオンの、どの作品がアナログ化されるのかといった点もまた大いに興味深いところだ。
さらに、今年はソウル・フラワー・ユニオンの前身バンド、ニューエスト・モデルの結成35周年にあたり、この6月には結成35周年ツアーが行われたが、来たる9月18日より、今度はソウル・フラワー・ユニオン「奥野真哉キーボード歴35周年記念ツアー」が開催される。もともとギタリスト志望であった奥野真哉が、ニューエスト・モデル参加にあたってキーボードに転向、今や布袋寅泰や渡辺美里といった錚々たるアーティスト達のサポートに引っ張りだこのミュージシャンとなるまでの35年の軌跡をフィーチャーしてのライブとなる。
入場チケットは一部ソールドアウトとなっているが、2公演とも配信ライブが実施される。