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尾崎亜美、45周年記念アルバム「Bon appetit」リリース 鈴木茂・のん・松任谷由実・渡辺謙ら各界アーティストからお祝いコメントも

アーティスト

尾崎亜美

シンガーソングライター尾崎亜美が、デビュー45周年記念アルバム「Bon appetit」を本日9月15日にリリースしたが、リリースを記念して業界を代表するアーティストから続々とお祝いコメントが届いた。

1976年のデビュー以来、自身の作品のみならず数多くのアーティストへの楽曲提供とプロデュースを手掛け、日本のポップスシーンを牽引してきたシンガーソングライター尾崎亜美。

今作は、フランス語で“召し上がれ”を意味するボナペティと名付けられ、ジャケット写真の45周年パンは、料理も堪能な尾崎亜美による手作りとのこと。

失くしたと思っていたものが本当はずっと自分の中にあったんだということに気づく、というアルバムの核になっている新曲「メッセージ 〜It’s always in me〜」を含む新曲3曲に、他アーティストに提供した楽曲のセルフカバー7曲、さらにボーナストラックとして東京都中野区立明和中学校に提供した校歌を含む全11曲を収録。DVDには東京・EX THEATER ROPPONGIで2020年9月12日に行われたライブからセレクトした人気曲6曲が収録されている。

この尾崎亜美の45周年記念アルバムを祝して、業界を代表するアーティストから続々とお祝いコメントが届いている。

なお尾崎亜美は、45周年を記念して「尾崎亜美 45th Anniversary Concert 〜Bon appetit〜」と題したコンサートを9月15日大阪・なんばHatch、9月18日東京・EX THEATER ROPPONGIにて開催する。ミュージシャンに林立夫(Dr)、小原礼(B)、鈴木茂(G)、是永巧一(G)、斎藤有太(Key)、Aisa(Cho)を迎え、ゲストとしてロックレジェンドで結成された話題のSKYE<林立夫(Dr)、小原礼(B)、鈴木茂(G)、松任谷正隆(Key)>が参加する。

お祝いコメント

※50音順/敬称略

小原礼

作詞、作曲、歌唱、プロデュースをこなすアーティストは数多くいると思うけど、全ての編集作業まで自分でやっちゃうのは尾崎亜美だけなんじゃないだろうか。
アルバムの制作が決まってから新曲を書き、セルフカバー曲を決め、アレンジをして、締め切りが近づいてくる中で、どんどん自分でやることが増えてきて、これで本当に間に合うんだろうかとドキドキしながらの毎日。飯尾くんのミックス中にも自宅の音楽室でコーラスの録音(僕は亜美ちゃんのヴォーカル録音のエンジニアをしました)、編集をしてやっぱりちゃんと間に合いました。なぜかいつもこぼれないのです。
ファイナルミックスを聴いてうちに帰ってささやかな乾杯をしました。
達成感たっぷりの45周年アルバム、たくさんのひとに聴いてもらいたいです。
ぜひ「Bon appetit」

鈴木茂

アミちゃんとはいろんなライブやレコーディングでお世話になっております。
今すぐに思い出せる事はこれかな。
どこかの庭でお肉を焼いている時に、何度もお肉をひっくり返してアミちゃんに叱られました。
「肉は何度もひっくり返したらダメです、一回だけにして!!」
楽しい思い出です。

のん

一曲目の一音目が耳に入った途端に尾崎さんの音楽に飲み込まれました。
尾崎さんの歌声に乗せて、歌詞の切ない気持ちがぐさっと胸に押し寄せてきました。いつも過ごしてる部屋がやけに静かに感じて、全集中力を使って曲を聴いていました。
そして、のんの1stアルバムに、スケッチブックという素敵な曲を書いていただいたことに改めて感謝します。
尾崎さんの歌声で聴いて改めて、本当に良い曲だと感動しました。

林立夫

1975年12月、東京溜池の東芝EMIスタジオで初めて亜美ちゃんのレコーディングに参加した。プロデュースとアレンジはマンタ(松任谷正隆)、そしてミュージシャンは気の知れた仲間たち。当時、毎日のようにスケジュールに追われていたからか、新鮮な旋律と歌詞、説得力のある歌には皆とても敏感だった。そしてもれなく「冥想」という曲にすぐ反応した。今年、最新アルバムに参加させてもらった。亜美ちゃんの歌はもちろん健在、それどころか厚みが増している。才能って、やり続ける力のことだと思うし、心が創り出すものに終わりはないのだとも思った。あのスタジオの姿はもうそこには無い。

松任谷正隆

デビュー45周年だそうで、ということは少なくとも45歳以上だってことで、それが信じられません。このあいだ、デビュー間もない映像を見て、今とほとんど変わらないのでびっくりしました。音楽もそうだけど、なんだかどこか超越しているよね。実生活が想像出来ないってところも凄い。アーティストだなあ、って思います。去年から小原君とバンドをやるようになって、メンバーの奥さんという顔も出来た。なんだか不思議です。

松任谷由実

亜美は一見、不思議ちゃん。
けれどその奥に、一本筋の通った
実に品のある、美しい世界を持っている。
そんなメロディ、言葉、ヴォーカル、を紡ぐ女性だ。
子供の頃は病弱で、いつも微熱がちだったと聞く。きっと大切に育てられ、ひとりの空想時間が長かったことで培われた個性なのだろう。必ず誰かが守ってくれる、独特の吸引力。
ともあれ、長く生きて、ブレずに
音楽を続けて来れて良かったね!
45周年おめでとう!

矢野顕子

優しい心を表現するためには、自分を制していくことや、音を選ぶ技術も必要です。尾崎亜美さんはそういうところを妥協しない。
プロフェッショナルであるっていうのは、そういうことですね。

渡辺謙

亜美ちゃんのデビューアルバムを手に取ったのはまだ田舎の高校生の時だった。
色んな縁で、ここ10年様々な形で一緒にライヴをやらせてもらっている。
40数年経った亜美ちゃんは、今もみずみずしく、音を紡いでいる。
あの声に包まれると、僕は一瞬で高校生の頃に戻れるのだ。

尾崎亜美コメント

一昨年の2月に母が亡くなって「介護と音楽」という生活のリズムが崩れた。実はそれ以来私は音楽の迷子になってしまっていた。心の底から湧き上がるような創作への意欲が自分の中から消えてしまったのではないかという不安の中にいた。
そして、去年の春以来コロナの影響でLiveが激減した。
日本中の誰もと同じように「Stay Home」を余儀なくされた私は配偶者の小原礼の「仕事はなくても音楽はある」という言葉に支えられて自宅の音楽室から無料の音楽配信をすることにした。演奏したのはカヴァー曲のみ。
音楽によって解放される自分の心と向き合うことができた。
どんなことからも「学び」はある。
ようやく私は音楽を生み出すことの喜びと喜びを伴う苦しさの中に戻ることができた。
そして「Bon appetit」ができた。
新曲はボーナストラックの中野区立明和中学高の校歌を含めて4曲。あとは提供曲の中から特に今回歌いたいと思った7曲を選んだ。どの曲も本当に本当に愛おしい。プロデューサーとしてアレンジャーとして、そしてシンガーとして心を惜しまずに完成まで頑張れたのは素晴らしいミュージシャンやエンジニアの方々、全てのスタッフの方々が私を信じて支えてくださったから。
そして何よりも私の音楽を待っていてくださる皆さんの存在を信じることができたから。
心から感謝しています。

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