広告・取材掲載

SKY-HI、“1億円自腹オーディション”からさらに1億円を育成&制作にかけるためクラウドファンディングを開始

アーティスト

SKY-HI

ラッパー、ソングライターのSKY-HIが自腹1億円を出資して開催したことでも話題になり、日本テレビ系「スッキリ」やHulu、YouTubeなどを通して一躍社会現象となったオーディション番組「THE FIRST」。

そこから輩出された7人組ボーイズグループBE:FIRSTが所属し、他ならぬSKY-HIが代表取締役CEOを務めるマネジメント会社「BMSG」から、「THE FIRSTから羽ばたく皆にもう1億円をかけたい!」とクラウドファンディングの実施が発表された

THE FIRSTから応援してきたファンたちにとっても、今まさにBE:FIRSTを応援しているBESTY(BE:FIRSTのファンダムの呼称)にとっても、ここだけでしか手に入らない限定グッズが多く並ぶ垂涎の品揃えだ。

その一方で、SKY-HIは「正直、”クラウドファンディング”という名称を使わずにグッズの作成などで利益を出す方が芸能事務所としては美しく見えるのかもしれません。自分も悩みました」と語っている。

それでもクラウドファンディングという形を取ることに関して、SKY-HIは「嘘、演出、台本、政治の一切を排除して作成し、放送したからこそTHE FIRSTは反響をいただけた」「取り繕ったりせずに素直に皆様にお願いをすることのほうが自分らしい、BMSGとして正しい」「逆に、上がったバリューを使い大手事務所と提携したり、資金源を大きな会社に頼ることで決定権を委ねてしまうことは、BMSGとして正しくない」と、葛藤や逡巡があったことも正直に吐露している。

さらに驚くべきことに、代表取締役であるSKY-HIは、前期と今期の役員報酬をゼロに設定していると明かした。SKY-HI以外には役員がいないため、BMSGから給与・報酬が支払われるのはスタッフと所属アーティストのみということになる。

つまり今回のクラウドファンディングは当然、これまで得てきた収益もすべてBE:FIRSTおよびTHE FIRST出身のアーティストやトレーニーのためにのみ使うと明言した形になる。

執念とでも呼ぶべき並々ならぬ覚悟で始まったクラウドファンディング。1億円の目標金額が達成されるかどうかも見どころだが、改めて今までとは違った形での成功を目指すBMSG、そして所属アーティストたちの今後から目が離せない。

SKY-HIコメントから抜粋

既存の成功に倣うのではなく、新しい成功の形を、カルチャーの芽吹きを育成するためには、打ち出していくこちら側が正直であること、そして一方的ではなく応援してくださっている全ての方と共に作っていくことを大切にしたく、ストレートにお願いする事にしました。

いよいよ私財が無くなってきました!もしTHE FIRSTやBMSGを面白いと少しでも思ってくれたら、どうかお力をお貸しください!必ずここから生まれる作品や新しいアーティスト、グループの魅力で、あのとき応援してよかった、と思っていただける時代を作ることを約束します!

関連タグ