氣志團、「氣志團万博2021~ひとりぼっちの暴走 in 房総~」11/3にWOWOWで放送・配信「これがロックンロールのワルアガキだ」
一度は中止が発表された氣志團万博2021。総責任者の綾小路 翔が中止撤回を宣言。彼の想いや過去の名場面等で届けるWOWOWオンエアーフェス「氣志團万博2021~ひとりぼっちの暴走 in 房総~」を11月3日14:00より放送・配信する。
毎年夏の終わりに千葉・袖ケ浦海浜公園で行なわれてきた音楽フェスティバル「氣志團万博」。氣志團團長の綾小路 翔自らがキュレーターとなり、地元の小さな港町に、ジャンルに縛られない幅広いアーティストたちを呼び込み“音楽の奇跡”を起こし続けている「ありえない音楽フェス」だ。
2020年は、世界的なコロナ禍の影響を受け開催が危ぶまれたが、直前で無観客での生配信&放送という形に変更して実施し、無観客フェスの新たな地平を見せつけた。
そして、2021年は10年目を迎えてのアニバーサリーな意味合いを持つはずだったが、依然として収まらないコロナ禍の拡大を前に、綾小路 翔は七転八倒の葛藤の末、断腸の思いで開催中止を決断。1年半にも及ぶパンデミックに、先の見えない不安感とストレスで人々は疑心暗鬼に。
各地の音楽フェスティバルが開催の是非を強く問われ、次々と中止に追い込まれている現状。ネットでも「音楽フェス=悪」という構図で、批判や攻撃的な意見が飛び交い、人々の心はますますささくれだっている。そんな世相に心を痛めた綾小路 翔は再び立ち上がり、「音楽の力で、この国に笑顔と感動する心を取り戻す!」と決断した。
「やっぱり音楽フェスやります。ただし、今年はひとりぼっちで」
「中止要請不可能の本邦唯一の音楽フェス『氣志團万博2021』WOWOW上で開催します!!」
綾小路 翔の想いや過去の名場面等で計12時間に放送・配信する前代未聞のオンエアーフェスに期待だ。
氣志團万博総責任者 綾小路 翔コメント
未曾有のパンデミック。
僕らを取り巻く世界は、何もかもが変わってしまった。
それでも、それでも音楽を止めない。
その想いだけで、幾つもの問題と一つずつ対峙して来た。
結果、今年の氣志團万博は開催を断念する事となった。
一番大きな理由としては、「開催出来たとしても、それは最早氣志團万博の形を成していない」というもの。
誰かや何かに邪魔されたわけでは無い。
自分達で企画し、自分達で検証し、自分達で決断した。だからこそ、こんな環境の中でも諦めずに前進を続ける音楽シーンの仲間達には多くの学びと刺激を受けていたし、自分達がお役に立てる事があるのであれば、何でもお手伝いをしたいという旨を伝えて来たし、情報共有も積極的に行ってきた。
しかしこの夏、今や季節の風物詩ともなったロックフェスティバルが、”悪の温床”という扱いを受ける事となった。
そして、大きな分断が生まれた。
…なーんて。んなこたぁ、俺がいちいちつらつら説明しなくても、みんなわかってるよね。メンゴメンゴ。
要するに俺、
「何か違うんじゃねーか?」
って思ってる。なので前言撤回。
氣志團万博、やっぱ開催します。
音楽は不要不急なんかじゃねー。でも今は集まれねー。
だから一人でやる。
俺一人で。
いや、一人だけど一人じゃない。
2012年から始まった氣志團万博。
これまで出演してくれた、140組以上の素晴らしきアーティスト達。彼らが繋いでくれた、熱くて強いパフォーマンスと共に、9年間の集大成とも言うべき、10回目の氣志團万博を贈ります。
今年の万博は中止だけど中止じゃない。
さよならだけどさよならじゃない
…みたいな?
やまだかつてないWink的な?WOWOWでやります。
全国どっからでも観られるぜ。
心よ、千葉に集まれ。
まだ今年の夏は終わらせねえ。
「氣志團万博2021 ~ひとりぼっちの暴走 in 房総~」
俺が往生際の悪さのゴールドメダリスト。
魅せてやんよ。
これがロックンロールのワルアガキだ。