『ASCA LIVE TOUR 2021-百希夜行-』名古屋THE BOTTOM LINE
10月2日(土)、ASCAが『ASCA LIVE TOUR 2021-百希夜行-』ファイナル公演を地元・愛知県の名古屋THE BOTTOM LINEで開催した。
『ASCA LIVE TOUR 2021-百希夜行-』は、今年2021年1月にリリースした2ndアルバムタイトルを冠し、バンドを引き連れて大阪・東京・名古屋の3都市をまわるツアーだ。
『ASCA LIVE TOUR 2021-百希夜行-』名古屋THE BOTTOM LINE
オープニングは、波の音が会場を包み込み、観客の期待感が高まる中、バンドメンバーの激しい演奏からスタート。ASCA本人のシルエットとともに「進化論」のイントロが流れると、一気に会場のボルテージが上がる。阿部真央が書き下ろしたロックチューン「regain」や、TVアニメ『ダーウィンズゲーム』のオープニングテーマ「CHAIN」で序盤から一気に加速していく。
『ASCA LIVE TOUR 2021-百希夜行-』名古屋THE BOTTOM LINE
中盤の「曖・アイ・愛」からは、横ノリのリズム&ダンスで開放感を演出。「Don’t disturb」からの「カルペディエム」では拡声器を使ったパフォーマンスで会場を煽る。音楽を浴びながら身体を揺らす楽しさを会場のファンと共有する、楽しい空間を創り出した。一転、新曲「命ノ証」では、疾走感あふれるバンドサウンドと気迫こもる歌声で、圧倒的なステージを披露した。
『ASCA LIVE TOUR 2021-百希夜行-』名古屋THE BOTTOM LINE
後半戦の「Howling」では、今回のツアーで初のグッズアイテムとなった“赤いフラッグ”を使ってパフォーマンス。声は出せずとも会場全体が一体となって大いに盛り上がった。さらに、激しいデジロックチューン「OVERDRIVE」と、TVアニメ『ソードアート・オンライン アリシゼーション』のOPテーマ「RESITER」で畳みかける。
『ASCA LIVE TOUR 2021-百希夜行-』名古屋THE BOTTOM LINE
終盤にはサプライズとして、くじらPの手掛ける「金木犀」のカバーを披露。ここでも会場のファンたちが曲に合わせてフラッグを横に振り、ピースフルな空気が充満した。
『ASCA LIVE TOUR 2021-百希夜行-』名古屋THE BOTTOM LINE
最後はこの緊急事態宣言下に感じた想いを自身で書き綴ったバラード曲「君の街へ」を歌唱。感動的な締めくくりに涙を流すファンも見受けられる、まさにあっという間の濃密なライブとなった。
『ASCA LIVE TOUR 2021-百希夜行-』名古屋THE BOTTOM LINE
ASCAは、10月9日(土)から新たなツアー『ASCA LIVE TOUR 2021-君の街へ-』がスタート。同ツアーは香川県・高松から始まり、京都、福岡、新横浜、札幌、高崎と全6ヶ所を昼夜全12公演でまわる。
『ASCA LIVE TOUR 2021-百希夜行-』名古屋THE BOTTOM LINE