To Be Continuedデビュー30周年、北川悦吏子が22年前に歌詞を書き下ろした新曲「手紙」を先行配信
今年9月1日にデビュー30周年を迎えたTo Be Continuedが、22年ぶりとなるニュー・アルバム「Paradise in life」を10月27日に発売する。今作に収録する新曲「手紙」が、本日から先行配信。また、同曲のミュージック・ビデオも公開となった。
この「手紙」は1999年に脚本家の北川悦吏子に歌詞の書き下ろしを依頼、快諾のもと当時完成していた作品だったが、その後To Be Continuedは余儀なく活動休止を発表。お蔵入りとなっていた未発表曲である。昔恋愛関係にあった女性から2年ぶりに連絡があり結婚することを告げられるというストーリーの、切なくもTo Be Continuedらしいラブソング。今回、当時のアレンジを基調に再構築、現在の岡田浩暉のヴォーカルの豊かな表現力で大きなバラードとして甦った。To Be Continuedとファンの共通の空白の22年を埋めるにふさわしい楽曲となっている。
また、本日からRakuten Musicにて「手紙」再生回数キャンペーンが開催中。楽曲タイトル「手紙」にちなんで、期間中Rakuten Musicで「手紙」を聴いた再生回数上位者5名に「To Be Continuedメンバー直筆の手紙」がプレゼントされる。下記詳細と、To Be Continued公式YouTubeチャンネルに、このキャンペーンの参加方法を岡田浩暉自ら解説するYouTube動画がアップされている。
アルバム「Paradise in life」は先行配信中の「君だけを見ていた 2021 version.」の他、To Be Continuedの人気曲「HOLIDAY」「うまく言えないけど」「夏のページ」「君とずっと…くらしたい」「逃げたりしない」の2021年バージョンを収録。オリジナルを基調に再構築されたサウンドアレンジと現在の岡田浩暉のヴォーカルでスケール感を増した名曲を楽しみにしてほしい。他、新曲を含む全10曲収録。
今作を携えて、To Be Continued初となるBillboard Live公演が決定している。10月31日東京・Billboard Live TOKYOにて昼/夜2公演、11月3日大阪・Billboard Live OSAKAにて昼/夜2公演の計4公演が開催される。
北川悦吏子コメント
この度は、To Be Continued再始動、誠におめでとうございます。
そして、再始動第2弾の配信リリースが、なんと「手紙」。
今から22年前、たまたまメロディーを聞かせてもらって、
なんて素敵なんだろう、と思い、
そして、男の人のやるせないため息、みたいなものを感じ、
このような歌詞を乗せてみました。
それが今になって、世に出るとは!
あの頃にしか書けない歌詞だったと思います。
「手紙」に出て来るこの女性、なんて勝手な女なんでしょう!笑
岡田くんが歌うと、ますますその勝手さが強調されて、
男性の切なさがにじみ出て胸に来ます。
ドラマでも宛て書きをしますが(だれが演じるかを想定してシナリオを書くこと)、
作詩でも宛書きをしてたんですねえ。
To Be Continuedを休止していた年月が
歌に奥行きを与えている気がします。若い頃歌うのとは、また違う。
しかし、あの頃聞いても今聞いても、岡田くんの声は唯一無二ですね。
彼の率直さが、そのまま声に出ていると思いました。
声って誤魔化せない。そのままその人が出る。
年月を経て変わった部分より、変わらない真ん中の部分。
これが、To Be Continuedの魅力と思いました。