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浦井健治が案内人、朝夏まなとがゲスト出演し観客と世界旅行へ NHK『世界ふれあい街歩きコンサート』が開催

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NHK『世界ふれあい街歩きコンサート』(左から)村井秀清、浦井健治、朝夏まなと

NHK『世界ふれあい街歩きコンサート』(左から)村井秀清、浦井健治、朝夏まなと

NHK BSプレミアムで放送中の旅番組「世界ふれあい街歩き」初となるコンサートが2021年10月6日(水)、LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)で開催された。

NHK『世界ふれあい街歩きコンサート』は、番組の音楽を作曲している作曲家・村井秀清とアンサンブルが奏でる生の音楽をバックに、番組のナレーションも担当する俳優・浦井健治が、旅人役として世界中の街の映像に生でナレーションを入れ、観客と一緒に世界中を旅するというもの。

「私たちは今、自由に世界を旅することができません。いつから行けるのかも、今はわかりません。今日だけは僕たちと、世界中の街を一緒に歩いて楽しみましょう」という、浦井の掛け声とともに、コンサートがスタート。コロナ禍でまだ自由に海外への渡航ができない状態が続くなか、少しでも旅行気分を楽しめたらという想いを込め、生演奏と共にコンサートが始まった。ステージ上の巨大なスクリーンに映し出される美しい街並み、そこで生活する人々とナレーションの掛け合い。生演奏・生ナレーションという贅沢な空間で、観客は音楽を静かに聴き入った。

浦井は、パリの街歩きの途中では「オー・シャンゼリゼ」歌唱披露や、曲の間に挟まれる村井との軽妙なやりとりで笑いを誘ったり、ウィーンの舞踏会の映像では「おお、ワルツ!」とくるくると回ってみせたりと観客を盛り上げることも忘れない。

浦井健治

浦井健治

浦井とも同じ舞台に出演した経験があるというゲスト・朝夏まなとを呼び込むと、朝夏と旅の想い出話に花を咲かせる場面も。人生初の旅行がロンドンという朝夏は、ロンドンが物語の舞台になっているという舞台『マイフェアレディ』から「じっとしていられない」を歌唱。会場からは大きな拍手が送られた。

また、村井がある日、画家である叔父からもらった絵画に描かれた風景と同じ場所がブルージュであると番組で知り作曲したという「Bruges」に、「また行けるようになったらすぐにでも行きたい」と浦井が言うロンドンでは舞台「マイフェアレディ」から「君住む街で」とコンサートは最高潮に。そして、「最後はイタリアの夕日とともにお別れです」と、イタリアの街歩きへと移り、最後の曲は、村井の静かなピアノとストリングスが美しい「from the bell tower」で、旅の最後にふさわしい雄大な音楽で束の間の旅を終えた。

村井の「またいつか(世界に)行きたいですね!」という言葉に、浦井も「皆様とまた一緒に世界の街角を歩けますように!」とコンサートを締めくくった。村井の素晴らしい音楽、素晴らしい演奏、そして再度ステージ上に招かれたゲスト・朝夏まなと、旅人・浦井にこの日一番の大きな拍手が送られコンサートは終了した。

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