Vaundy、新曲「泣き地蔵」配信&LEDバーチャルプロダクション技術を用いたMV公開
Vaundy「泣き地蔵」の配信がスタートとなり、同時にミュージックビデオが自身のYouTubeにて公開された。
今作は、「東京フラッシュ」「life hack」に続いて、3作目のタッグとなる、Vaundyと同年代の映像クリエイター MIZUNO CABBAGEが監督を務めた。高精細LEDディスプレイを用いたバーチャルプロダクション技術「インカメラVFX」を採用し、最新のテクノロジーで表現された複雑かつ繊細な世界観を笠松将が見事に演じている。
「泣き地蔵」は、10月19日にツアーファイナルを迎えるワンマンライブツアーやイベントでも一早く演奏され、SNS上ではすでに話題となっていた。
Vaundyのコメント
MIZUNO CABBAGEのつくる唯一無二のCG世界観と、その彼の世界に飛び込むためのバーチャルプロダクションテクノロジーでの新たな挑戦に注目してほしいです。新しいテクノロジー、ということで本当に大変そうだったけれど…!
そのおかげでとても密度の高い見応えのある作品に仕上がっているので、色々な観点から楽しんでもらえたらいいなと思ってます。
監督 MIZUNO CABBAGE氏のコメント
人の不幸を娯楽コンテンツとして見ていませんか?という人々への警告をテーマにMVを制作しました。昨今SNSで人の不幸や災難を目にする機会が増えました。しかしそれを簡単に流し見したり、コンテンツとして消費してしまうことがあるように思います。自分でも無意識でそういう見方をしてしまうことがあります。そんな自分や人々に対する警告です。あえて抽象的な表現にしているので、MVを見ている方々に考察してもらい、色んな想いを感じ取ってもらえると嬉しいです。
バーチャルプロダクション技術を使用するにあたり、複雑なストーリーを演出する上で、どうすれば最適な使い方をできるのか最初は苦戦しました。その後、何度もテスト撮影を繰り返し研究したことで、今までになかった表現や独特な世界観を演出することができました。この技術にはまだまだ可能性を感じますね。