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藤巻亮太、アコースティックライブツアー『まほろば』 開幕直前オフィシャルインタビューが到着

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藤巻亮太 Acoustic Live Tour 2021「まほろば」フライヤー

藤巻亮太 Acoustic Live Tour 2021「まほろば」フライヤー

藤巻亮太の約2年ぶりとなるライブ・ツアー『Acoustic Live Tour2021「まほろば」』が、10月28日(木)にスタートする。

9月にリリースしたデジタル・シングル「まほろば」をタイトルに冠した今回のツアーは、全国9か所で開催。そのうち6か所は、ジャズ・ピアニストの桑原あいが参加。ほかは藤巻の弾き語り公演となる。一週間後に迫った開催に先駆けて到着したオフィシャルインタビューでは、約2年ぶりのツアーへの思いやファンに向けてのメッセージなどを語ってくれた。

――久しぶりの全国ツアーとなりますが、コロナ禍以前といまで、ツアーに挑む気持ちの違いはありますか?

コロナ禍以前にも感じていたライブの大切さはもちろん、直接音楽を演奏して拍手を頂けることのありがたさや一期一会の大切さが身に沁みて、歌を届けたいという意識や自分の思いがより強くなりました。とはいえ、ツアーを行うにあたって何よりも大切なのは来て下さる方の安全だと思うので、感染対策などはしっかりと行い、できる範囲のなかでベストを尽くしたいと思っています。

ツアーのタイトルにもなっている新曲の「まほろば」(=“素晴らしい場所”の意味をもつ古語)は、便利な世の中ではあるけれど、そんな日々の生活で逆に窮屈さを感じてしまったときに、ふと自然とのつながりを感じて、自由さや解放感みたいなものを味わってほしい。そして自然とのつながりさえ感じることができれば、どこで暮らしていても、そこがあなたの「まほろば」になる、という思いを込めた曲なんです。この曲ができたからこそ、皆さんそれぞれが住んでいる全国をまわる意味があると思っているし、オンラインにはない五感を使って楽しめる、生演奏ならではの空間をライブから感じてもらえたら嬉しいです。

――公演に向けて、新たに取り組もうとしていることがあれば教えてください。

マンドリンを使って「まほろば」を届けられるのは、弾き語りの中でも違う表情が見える瞬間だと思います。弾けば弾くほど、この楽器が持つ明るくて楽しい音の良さを感じているんですが、難しいんですよ(笑)。小さいから扱いやすいかなと思っていたけど、アコースティック・ギターとはコードの押さえ方が違うし、ネックも細いから、使う筋肉が違って…。まあ、慣れですかね(笑)。

――一部の公演にはジャズ・ピアニストの桑原あいさんが参加されます。お二人の演奏を初めて観る方もいらっしゃると思うので、ソロやバンドのときとの違いを改めて教えてください。

ライブは同じ曲を演奏していてもその時の気持ちや思いが表現されるので、同じものにはならなくて。僕自身も歌い方が変わることがあるのですが、桑原さんはジャズをフィールドにされているので、そのふり幅や自由度がけた違いに広いんです。楽曲が本来持っている良さからブレることなく、その瞬間のニュアンスやフィーリングで唯一無二のものを作り上げていく。これまで何度もご一緒していますが、桑原さんとのステージは毎回その会場でしか聴けないものになるし、僕自身もいつも新鮮な気持ちで歌っています。あと、桑原さんは楽曲を音楽的に深く解釈するだけでなく、歌詞を読みこんで言葉の世界を音符に変えていく名翻訳家なんです。その翻訳が毎回違ってもいいわけで、ピアノという楽器を通して対話をするようなプレイが、僕自身は素敵だと思っています。なので、皆さんが知っている曲でも、違う発見があるかもしれないですよね。桑原さんが参加するライブは、2 人で披露する曲が多くなると思うし、僕一人の会場は、ゆったりとお届けできるんじゃないかと考えています。

――最後に、お越しいただく方へのメッセージをお願いします。

久しぶりに行く場所や初めての街もありますので、僕のライブに参加したことのある方には新鮮な演奏や音を、聴いたことのない人にも喜んでもらえる楽曲をお届けしたいと思っています。楽しみに待っていてください。

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