『あの子より、私。』
あらゆる世界の成功者が別荘を構えるという、人気エリアの“別荘地見学会”を舞台に、こじらせ女子たちが繰り広げる、理想の物件をめぐる内見バトルを描く、書き下ろしの新作舞台『あの子より、私。』が、2022年1月15日(土)~1月27日(日)東京・よみうり大手町ホールにて、2月5日(土)~6日(日)大阪・サンケイホールブリーゼにて上演が決定した。
本作の主演・兎谷夕美(とがい ゆうみ)を務めるのは、21年8月公開の映画『祈り-幻に長崎を想う刻(とき)-』で主演を務め、数々のドラマ、CM、舞台などマルチな活躍を見せる黒谷友香。
黒谷友香
黒谷は、別荘地見学会に参加する家族のうち、誰もが憧れる理想的な家族の母親を演じる。黒谷は本作品への意気込みを「生の舞台を観に来てくださる一人一人のお客様に、最高に楽んで感動していただける舞台、心に残る作品を創りたいと思っております。これまで舞台では、つかこうへい先生、宮本亞門先生とご一緒して参りました。私にとって初となります才能ある女性演出家·岸本鮎佳さんとご一緒し、お仕事ができる事を楽しみにしております。素晴らしい舞台をお客様にお届けできる様、共演の皆様と協力し合い、力を合わせて精一杯努めて参ります。」と語っている。
また、黒谷演じる夕美の息子・兎谷彗(とがい けい)を務めるのは、舞台『いまを生きる』等にも出演し、現在舞台『虎者 NINJAPAN 2021』出演中のジャニーズJr.内ユニット「IMPACTors」のメンバー、基俊介。同じく別荘地見学会へ参加するシングルマザーを、ドラマや多くのバラエティでも活躍する遊井亮子が務める。
さらに、松岡依都美、しゅはまはるみがパワフルで個性豊かな女性客を演じる。黒谷、基と共に理想的な家族を演じるのは古屋隆太、小林万里子。クセのある不動産屋を異儀田夏葉、遊井演じるシングルマザーの娘役を村上穂乃佳が演じる。個性豊かな役者陣にピアニストの高木里代子も加わり、「あの子より、幸せな女に見られたい」と願う大人たちの群像劇を描く。
作・演出は、脚本家・演出家の岸本鮎佳が担当。テレビ朝日「年下彼氏」(20年/脚本)、舞台『この声をきみに~もう一つの物語~』(20年/演出)等を手掛け、自身の主宰する演劇ユニット「艶∞ポリス」では、女性独特の目線から、思わずクスっと笑ってしまうような分かりやすく精度の高い会話劇を描くことに定評がある。
基俊介(IMPACTors/ジャニーズJr.)
遊井亮子
松岡依都美
しゅはまはるみ
古屋隆太
小林万里子
異儀田夏葉
村上穂乃佳
高木里代子
岸本鮎佳
一般発売は12月19日(日)10時より開始され、先行発売情報など公演に関する最新情報は、公式HPにて随時公開となる。
【上演へ向けたコメント】
■基俊介(IMPACTors/ジャニーズJr.)
様々な方面で活躍されている方々と一緒に舞台に立てることがとても嬉しいです。
僕が演じさせてもらう「彗」という役は、自分とは真逆な部分もありますが、似ている部分もあるので親近感を覚えました。彗の内に秘めた感情の部分を自分なりに表現したいと思っています。今からどんな舞台になるのか緊張とワクワクが同時に押し寄せてきておりますが、全力で楽しみながら精一杯演じたいと思います。
■遊井亮子
作演が岸本鮎佳さん。以前から作品を拝見させて頂いており、まさかご一緒出来る機会が来るとは…女性の「あるある」を絶妙な角度から突く岸本さん。私自身、見ようとしなかった嫌な部分を曝け出されそうで怖いですが、それすら楽しみに思わせてくれる岸本ワールド。少し怖いけど演るのみです!以上!!!
■岸本鮎佳(作・演出)
ようやく舞台ができる喜びを噛み締めております。
誰かと比べて、落ち込んだり、優越感に浸ったりすることは、誰にでもある事だと思います。
比べちゃダメだと思っていても、つい比べてしまう。クセの強いキャラクター達が、色んな人と自分を比べるお話です。
クスッと笑えて、ハッとさせられるような喜劇になればいいなと思っております。